●4日発売の佐伯泰英 居眠り磐音シリーズ50巻、51巻を読み始める。
これで終わりだ。よくぞ続いたものである。何でも始めがあれば終わりがある。
粛々と読み始めよう。
●今年の目標の1つが、「立ってパソコン」である。
今まで座ってパソコンをしていた(笑)(誰でもがそうであろう)。
これを立ってやろうというわけである。すでにこのブログも立って書いている。机に段ボールを載せて、その上にパソコンを置いている。
「お父さん、また変わったことを始めたね」と女房に言われた。
私は37年間ほとんどずっと教室で立っていたのである。
それがデスクでの仕事になったとたんにさまざまな病気を引き寄せている。
テレビでも、座る時間が長い人は体の調子を崩していくと言っていた。今ではさまざまな企業で、立ってパソコンをやることを始めている。
じゃあ、私も立ってやろうじゃないかとなったわけである。
だいたい、午前中に2時間、午後に1時間ぐらい。これがパソコンの時間である。
すべての原稿も、メールも、ブログも全部これから立って書く。
どのような変化が表れるか、楽しみである。
●これも長年続けているのが、「家庭内散歩」である。
冬の間は、家の中に、歩き回る順路を作り、そこを何周も回るのである。しかも早足。途中に給水地点もあって、盛んに水を飲む。
1日1万歩を目指している。
高校の友人が「野中の家はそんなに広かったっけ?」と聞いたので、「門扉から玄関口まで歩いて30分」「居間から寝室まで歩いて30分」と答えた。そのくらい広いのである(笑)。
「こんな家の中をぐるぐる回っている変人はお父さんぐらいだね」と女房はまた言う。よっぽど変わっているようだ。
家の中を1時間ぐらい歩くのは平気である。
「繰り返し」行うことの習慣がもう身についてしまっている。
●早足で歩くと10分間で1000歩ぐらいになる。
これにヒントを得て、10分間で何か一仕事をしてころころ変化をつけていったらどうだろうと考えた。
「10分間草取り」「10分間読書」「10分間片付け」「10分間原稿書き」……いろいろある。集中する時間。
そういえば、「味噌汁・ご飯」授業でも「小刻み活動法」というのを提起しているのである。
一日中こんなことをやっていたら、せわしくてたまらないだろうが、歳をとってきたら、一日に変化をつけるにはもってこいの方法ではないかと思っている。
今年実践してみよう。
●「村上春樹は、むずかしい」(岩波新書 加藤典洋著)を読んでいる。出たばかりの本。むずかしい。読むのに苦労する。
でも、この本を読んで、初めて村上春樹が何をしているのかが分かった気になった。
ずっと村上は難解で、何をこの物語で言いたいのだろうと思い続けてきたのである。それでも、物語に惹かれ続けてきた。
加藤典洋は良い仕事をしている。
●知り合いの方が訪ねて来られて、自分の孫のことについて相談された。4年生の冬休みの宿題を見てあげたけど、落ち着きがなく、困っているということ。もっと落ち着きが出てくるようにするのはどうしたらいいかという相談。
「今までの子育てがきっと『動』の時間に偏っていて、『静』の時間が少なかったと思いますよ。もう少し『静』の時間を持つようにすると良いですよ」と助言。
静かに本を読む時間。読み聞かせの時間……などがほとんどなく、動き回る時間ばかりだったのである。
子育ては、「動」と「静」のバランスを取ることがとても大事だと話をした。
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