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ぜひ訪れてみたい学校を訪問した!~北海道大樹小学校の素晴らしさ~

  北海道大樹町の大樹小学校を訪問した。
 帯広空港へ降り立ち、広大な十勝平野を車で40分ほど大樹町へ着く。
 

  大樹小学校ヘは、一度ぜひ訪れてみたいという願いを持っていた。今回それが実現した。
 大樹小学校で行われている実践は、私が提唱している「味噌汁・ご飯」授業そのものであり、ぜひとも私の目でそれを確認してみたいという思いであった。
 ★
 9月3日、4時間目。ほとんどのクラスの授業を見せていただいた。
 予想通り、それぞれの先生たちがレベルの高い授業を展開されていた。
 
 学習規律がしっかりしている。
 机の上には余計なものをおかない。
 

  ノート指導がしっかりしている。
 テンポ良く授業が進行する。
 

  板書がすばらしい。
 ………

 基本的なところがしっかり根付いている。
 そんな印象を受ける。
  ★
 道教委の学校力向上事業4年目の学校。
 「『当たり前』を改めて共有し、習慣になるまでしっかり指導しよう!」というかけ声で学校のチーム力を高めている。「大樹小スタンダード」と名付けられている。
 
 学習活動として、基礎・基本の確実な習得のために「味噌汁・ご飯」授業を推進されている。
 
 確かに人材配置は恵まれている。しかし、毎年初任者を1,2名受け入れて育てていかなくてはならない。
 これは学校力向上の学校に課せられた使命である。
 
 さて、今までの3年間の取り組みでどうなったのか。
 可視化できる数値のいくつか。
 
●3年間で全国学力テストの平均をほとんど上回る。
 (3年前はほとんど5,6点下がっている状態であった)

●単元末テストにおける達成率80%以上の割合は88.3%。

●「学校が楽しい」と答える児童数99.3%。

 「学校が楽しい」と答えた子供が278名中276名。あと2名だけがそうではないと答えている。これは、すごいことではないか。
こんな学校はめったにあるものではない。
 
 ★
 この学校が行っている公開研究会では、普段着の授業を公開している。
 特別にあつらえた「ごちそう」授業を披露することを止めている。
 

  日頃やっていない授業をお互いに見せ合っても意味がないと断じている。
 この考えは、大曲小学校と同じである。

 訪問してはっきりしたことは、基礎的、基本的なことを学校ぐるみで大切にし、徹底していくことの見事さである。
 
 ここから始まるのであり、ここから始めるのである。
 ここをいい加減にしては、なにごとも始まらないのである。

 大樹小学校へ行って、改めて感じたことは、「日常授業」の改善というテーマがいかに学校を変え、教師を元気にし、子供たちを豊かにしていくかという「事実」についてである。            
  ★
 もう1つだけ、記しておきたいのは、この大樹町で泊まったホテルのこと。
 数々のホテルに泊まっている経験から言えば、まず1番目にあげられるホテルであった。
 
 コンクリートむきだしで、ズデーンと立っているホテルであって見栄えは決してよくない。
 しかし、一旦ホテルへ入り、部屋へ入ると「ほっ~~~」という声。シンプルだが、豊かな誂え。
 

  他にもさまざまな「おもてなし」がなされている。
 オーナーの考えが生かされている。

 夜、寝ながらふと気づく。
 「音」がない。
 急ぎテレビを消す。
 
 し~~~と静まりかえっている。虫の音も聞こえない。
 「無」の世界。
 久しぶりである。
 
 いつも音に慣れきっている世界で、これほど無音の世界というのは、何にも代えがたい「ごちそう」。
  しばしその無音を楽しむ。

 このホテル,大樹ホテルという。

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