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「学力」をどう向上させていくか(1)

   学校を訪問することが多い。
 以前より「学力」向上に学校の関心が向けられているのは、強く感じることである。
 

  やはり、全国学力テストの影響である。都道府県ごとの順位がはっきりするので、「どうして我が県が下位に甘んじているのか?」という議会での追及がかなり厳しいと聞く。
 このことで教育委員会が学力向上に躍起になるという構図である。
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 学校は学力向上を抜きにはもはや考えられない。
 そういう状況になっている。
 

  私は、この状況を、決して否定的に考えているわけではない。
 今までが、あまりにも「学力向上」についていい加減だったのである。
 ★
 学校を訪問して、この「学力向上」について気づくことがある。
 それは、学校が「学力向上」を意識しているわりには、どんな「学力」を向上させようとしているのかが極めて曖昧なことである。
 

  はっきりしていない。
 ましてや個々の先生たちも、教室で子供たちのどんな「学力」を向上させていこうとしているのかもきわめて曖昧である。
 ★
 そんなことよりも、ただ単に「全国学力テスト」の成績を上げようと試験対策に走っていく風潮がある。
 これが子供たちの「学力向上」にほんとにつながっているのか。
 

  「過去問題集」をかき集めて、学力テストの日まで毎日練習をさせるところもある。
 「過去問題集」を春休みの休業中に配付し、宿題としてやらせるところもある。
 もちろん、教育委員会が組織的に行っているのである。
 

  そして、順位を上げる。
 確かに上がるのである。現実的に上がっている。
 だが、考えてほしい。
 

  そんなことをして、子供たちのほんとうの学力は上がっているのか。
 そこが大きな問題である。
 

「教育」という志、何よりも忘れてはならないことを、目先の利益(順位を上げるという)で投げ捨ててしまう。愚かなことである。
 ★
 ただ、私は、「過去問題をやるな」と言っているわけではない。もはや、どこの都道府県も行っていることである。
 学力テストをただやっただけに終わらないで、どこが本校は問題であるのか、どこに間違いがあるのかを分析するというのは大切なことである。その趣旨で、行われているはずである。
 

  そして、問題点や課題は、日常授業の中で意識し、単元の中でしっかりと扱っていく努力をするべきことである。
 これが「教育」ではないのか。
 

  秋田県や福井県などは、日常的にこのようなことは行われているはずであると、私は予想している。
 ★
 「学力向上」は具体的に学校でどのように行われていくべきか。 そのことを次回では考えたい

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