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つれづれなるままに~襟裳の秋はすばらしかった~

  ●えりも小学校へ行く。
 朝、7時に家を出て、羽田から新千歳へ行き、新千歳から札幌へ。 

  その札幌から高速バスで浦河へ。3時間30分。
 浦河へは、えりも町教育委員会のH係長が迎えに見えている。
 

  そこからえりも町まで30分。
 着いたのは、夕方の6時。11時間もかかる。
 これが北海道である。とにかく広い。
 ★
 えりも小学校は二度目の訪問である。
 えりも町の高台にあるこの小学校は、とにかくきれいな学校。
 
 えりも町の人たちが、何を大切にしているのかという心意気がこの学校にあらわれている感じである。
 
 運動場の向こうには海が見える。
 うっとりするぐらいの景色。
 
  全部の先生の授業を見せてもらう。
 最近は場数を経て、5,6分見ればその先生の授業の良さ、課題が見えてくる。

 どこを見るか。
 「企業秘密です」(笑)と言っている。
  ★
 5時間目に6年生に私が授業をする。
 谷川俊太郎の「いついまいかいや!」という授業。
 
 すばらしい6年生。
 十分に手応えあり。

 ★
 放課後、講演を行う。90分。
 えりも町の教育委員の方、議員の方も見えて、緊張する。
 
 先生たちに明日に繋がる授業について話をする。
  大曲小学校の学校ぐるみの取り組みで見えてきたことを話す。

 今まで授業上手になるのは、多くの教材研究と長年の修業を経て成立するものだと言われ続け、そのように思い込んできた。
 それは「ごちそう授業」を想定されていたもの。
 
「日常授業」を豊かにするには、別のベクトルを考えれば良いと提案をする。
 ★
 えりも町のT旅館に泊まる。
 自分で布団をひき、あとは寝るだけのシンプルな部屋。(笑)
 
 海が見える部屋で、2日間泊まる。
 朝食がおいしい。
 もう来ることもないだろうと思いつつ、襟裳の春の歌を思いだす。
  
●『授業力&学級経営力』(12月号)「学期末の『かくれたカリキュラム発見立て直し術』特集の原稿を一気に書く。

 橫藤先生からの依頼。
 「新卒教師によく見られる『かくれたカリキュラム』」というテーマ。

●9月末締め切りの原稿がある。
 新卒教師時代シリーズで1年生から6年生まで、それぞれ1冊ずつ「学級づくり・授業づくり」の内容で作ろうというもの。

 新卒教師時代シリーズの総まとめになろう。
 といっても、私はそれぞれの学年の第1章の総論を書くだけである。
 

   2章以下のほとんどを他の著者が書いている。
 今現在原稿に追われているところである。
 ★
 この新卒シリーズ本は、新卒教師がほとんどクラスを持てない状態になっているという現実から出発している。

 大学出たての教師が、学級を持てなくなっている。
 崩壊状態になるのである。
 都市部の学校で進行している。
 
 どんなに意欲や熱意があっても、そうなる。
 そんな現実が進んでいる。

 20年、30年前ならばそんなことはなかった。
 しかし、現実の方が一気に厳しくなっている。
 
 子供たちや親の変貌が激しくて、大学出たての教師が対応できないのである。 
 
 大学の動きが鈍く、ほとんど助けにならない。
 教育委員会は、対応しようにも赴任後の対応になるので限界がある。
 
 初任者は、ほとんど素手のままで学級担任になっていく「現実」を迎えているのである。
 私は、この新卒教師シリーズで何とか初任者が防備する手立てを与えたいと願ってきた。
  ★
 この新卒教師シリーズ本は5冊を数えている。
 最初の青表紙の本は、もうすでに18版を数えている。

 そして、今回来年の2月刊になる学年ごとの新卒シリーズ本を発刊する。さらに強力な防備を与えるものだと願っている。
  ★
 この原稿を書き始める。
 これは一気というわけにはいかない。
  

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