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大曲小学校が提起したこと(3)~学力をあげること~

3   橫藤雅人校長が、「はじめに」に書かれている。

 ★ ★ ★
 このような取り組みを通じて、本校の「味噌汁・ご飯」授業が徐々に見えてきたところである。授業に集中できる児童が増え、各種学力検査の数値もようやく上がり始めた。もっとも問題だった児童の自己肯定感の数値も上がりつつある。何より教職員が明るくなってきた。保護者アンケートの回収率も上がり、学校の取り組みへの肯定的な評価が増えてきた。…
 ★ ★ ★
 
●授業に集中する児童が増えたこと。

●各種学力検査の数値が上がり始めたこと。

●児童の自己肯定感の数値が上がりつつあること。

●何より教職員が明るくなったこと。

●保護者からの肯定的な評価が増えたこと。

 「教職員が明るくなったこと」が良い。
 おそらく子供への対応や授業や「学級づくり」に手応えを感じているのであろう。
 先生たちが元気にならなければ、学校は変わらない。

 ★
 「味噌汁・ご飯」授業を推進していくのに、まず学習の「土台」づくりをしている。
 ①学習規律の徹底
  大曲のスタンダードづくりという徹底ぶりである。
 

  ②ユニット法で授業を3つに分けている。
  学習の基礎・基本を身に付けさせるには絶対必要なこと。
 

  ③ノート指導の徹底
  「味噌汁・ご飯」授業のポイントになるもの。
 

  ④最低学力保障として基礎学力の充実
  これだけは徹底して身に付けさせる基礎学力の目安をきちんと確立している。

 あれもこれもやらないで、ここに学習の「土台」を据え付けたことは見事なことである。
 
  ★
 困難校が、「授業づくり」において何をなさなければいけないのかが、明確に提示されている。
 

  橫藤校長は、「各種学力検査の数値が上がり始めた」と書かれている。
 北海道というのは、学力的には沖縄とともに最下位に位置している。その中でもさらに最下層の部類に属する学校が、3年間で全国平均レベルの位置まで上げている。
 

  過去問を必死でこなして試験対策をしている各都道府県の実態に比して実にまともな対応と言うべきである。
 「学力」をあげることは、ほんとうはこんなことなのである。

 

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