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初任者研修会へ行く~睡魔との闘いです~

  神奈川県の海老名市の初任者研修会に行く。
 学級経営のことについての話。2時間。

 30数名の初任者。小中ともに学級担任を持っているということ。 
 
 もう1ヶ月が終わる。
  席についた初任者は、疲れ切っている表情。
 
 座るとすぐに眠くなるはずである。
 咳が出ている初任者も数人いる。
 風邪をひいている。睡眠不足でこうなる。
 
 この時期に話すことは大変である。
  冒頭の教育長の話で、「今日は睡魔との闘いです!」と話されたものだから、ますます初任者は緊張する。

 ★
 この時期に初任者がよく陥る事例を話しながら、具体的な話に入る。

 クラスは賑やかになっている。
 なかなかうまく進んでいかない。
 
 授業は毎時間進めなくてはならない。
 その教材研究だけでも大変である。睡眠不足になる。
 
 会議や研究会はしょっちゅう。
 分刻みの生活。
 
 クラスは荒れ始めているのではないかと気落ちしてしまうことがある。
 そして、自分は教師に向いていないのではないかという自問が始まる。
 よくあるパターン。

 ★
 大方の先生は、このようなところから出発したはずである。

 私のメッセージは、シンプルなこと。
 数多くのことは入らない。

 ・「教師」として子供たちの前にいなくてはならない。
 ・「叱る」ことに躊躇しない。毅然とする。
 ・縦糸と横糸をバランス良く張ること。横糸は多く。

 最後に質問の時間があった。
 1人の先生の質問。
 それならということで、数多くの先生が手を挙げて質問された。
 とにかく問題だらけなのだ。

 がんばって1年間を終えてほしい。
 そう願うばかり。
  私のメッセージが、初任者の心に届いたのであろうか。

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