やんちゃな男の子たちが何人もいるクラスで授業をする!
神奈川県大磯町の教育委員会からの要請で、K小学校を訪れる。
4時間目に、3年生のT先生のクラスで授業をして、午後初任の先生たち(何とこの学校は初任の先生が4人も担任をしている)の授業を見て、その後、講演という忙しい日程。
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3年生のクラス。
初任のT先生は、学級が大変で、今まで苦労して何とか凌いできたという経過。
他の先生たちに助けられて、ここまで来られたという。
そのクラスで授業をお願いしたいということ。
やんちゃな男の子たちがいる。
私はこんなクラスが大好きである。
「いいね、いいね」という感じで教室へ向かう。
授業は、谷川俊太郎さんの、「なくぞ」という詩にする。
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おもしろくて、楽しい授業になった。
集中して、笑って、そして全員参加。
「フォロー」をどんどん入れる。
3年生の子供たちは「理想主義者」なのだ。
どんどん顔つきがよくなる。
おそらく担任のT先生が一番驚いたのかもしれない。
「えっ~~~、この子供たち、こんなことができるだ」と。
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私は改めて、私たちが提案している「味噌汁・ご飯」授業の威力を感じる。
「なくぞ」という詩の授業は、「ごちそう」授業ではない。
ほんの15分程度で作った授業。
何の準備もない,実にシンプルな授業。
ただ、この授業には、私たちが提案している「味噌汁・ご飯」授業のエッセンスが込められている。
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放課後、講座である。
近隣の地区の先生方、中学校の先生、幼稚園の先生など多数。
学級経営講座(45分)、授業講座(45分)。
私が考えていることを凝縮して提案する。
熱心に聞いてもらえる。
講座が終わって、5人の先生が質問に来られる。
どの質問も、今悩んでおられる問題。
神奈川県は、都市部で進んでいる若返りの職員人事で、若い先生たちが数多く学校へ赴任している。
この大磯町も、その通り。
課題は、この若い先生たちの技量をどのように向上させていくかにかかっている。
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