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再出発(2)~勘違いがあるのではないか?~

   再出発の2回目。

 私の「学級づくり3原則」について書いた。
 ここで本の読み方について書いておきたい。

 当たり前のことだが、本はあくまでも参考として読むもの。
 盲信してはだめだ。
 

  時々おられる。
「野中先生の本を読んでやってみたのですが、うまくいきません。私のやり方がまずいのでしょうか?」
 
 

  本はあくまでも参考とするもの。
 大切なのは、「目の前の子供たち」なのである。

 なぜそれを実践するのか。
 まず、鵜呑みにしないで、自分がこれからやろうとすることを「なぜか?」と問いかけてほしい。
 そして、実践してほしい。

 知っているだけではだめだ。
 実践(行動化)することでさまざまなことが明らかになってくる。

 実践してみて、あわないことが出てくる。
 自分の指導がだめだから、うまくいかないと思わないこと。
 

  目の前の子供たちに合っていないことが多い。
 ここでも「なせだろう?」と考えること。

 こんな基本的なことをあえて書いているのは、わけがある。
 
 今まで学校現場で通用していたことが、だめになっている恐れがある。
 

  今まで参考にしてきた本、参考にしてきた実践など通用しなくなっている恐れがある。
  地殻変動が起こっているのではないか。
 
 

  だから、「ひき算発想」で削っていき、最低限に必要なものだけに絞りこむ。
 「学級づくり3原則」は、そういう発想で提起したものである。
 

  そして、これを基本にしながら目の前の子供たちに対して「押したり」「引いたり」しながら試していく。
 今、実践するというイメージはそんなことになる。

 ★
 自己流で勘違いをしていることがかなりあることが分かる。

 私は、「学級づくり3原則」を提起したとき、前提にしたのは、次のようなことであった。

 ①まず、「学級づくり」を土台に据えなくてはならない。「授業づくり」よりも優先しなくてはならない。

 もちろん、授業も同時進行なのであるが、優先するのは「学級づくり」。

 ②「関係づくり」が大原則。
  これは、縦糸・横糸張りをすることになる。
  
  

    中堅やベテラン教師は、この縦糸の張りすぎでだめになっている。
  初任者や若い教師は、縦糸をうまく張れなくてだめになっている。
   

     縦糸と横糸をどのようにバランス良く張っていくかが勝負になる。

  ③「仕組みづくり」とは、教室の組織づくりになる。
  1ヶ月が勝負。
  

    スムーズに教室が動いていくための方策。
  私には、すでに「3・7・30の法則」の提起がある。

 ④「集団づくり」は、子供たちが自分たちで教室を動かしていく方策である。
    そのための手立てを考えなければいけない。
  

    まず、クラスのルールづくりが必要。
  クラスがきちんと動いていくためのルールである。
  

   そのために、「目標達成法」「個人目標達成法」を提起している。
 
 要するに、担任がリーダーシップを発揮して、子供たちを引っ張ることができ、教室の仕組みやルールがきちんとできていれば、まずは順当にクラスは回っていくことになる。
 

  もちろん、個々の子供は、さまざまないざこざを起こす。子供集団でいざこざが起こらないはずはない。
 しかし、基盤がしっかりしていれば乗り切っていけるものである。

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