つれづれなるままに~がんばってほしいな~
●目が充血し、これはいかんと目医者へ。
1年ぶりの充血。いつも左目。
いつもの目医者は、混むのである。待ち時間が大変。
9:30に行って、1時間30分も珈琲店に行き、そしてまた1時間も待った。
診察。
「また、いつもの左目ですね。いつも同じところが充血しますね。また、目薬3つ出しておきます」と。
30秒。2時間30分待って、30秒。あ~~あ~~~。
●ブログに、「悩んでいます」と質問をくれた初任の先生が、返事をくれている。
とりあえず、3月までは休まず続けることを目標に頑張りますということ。
うれしいことだ。
★
ふと思いだしたことがあった。
40代の10年間、フルマラソンにいそしんだことがある。
1年に1回、いつも11月の末に走った。
10回走ったことになる。
8月ごろから準備を始め、9月、10月にはそれぞれ300キロ程度走り込む。
市民ランナーは、いかに距離を踏んだかでタイムが違ってくる。
50歳の時に、最後のフルマラソンで、3時間45分で走っている。
★
フルマラソンから学んだことがある。
どんなに練習をしても、35キロからゴールまでの7キロは辛い時間になる。
30キロまではあんなに軽やかに走れたのに、この距離は辛い、辛い時間になる。
常にそうであった。
この苦しさは、たとえようがないもの。
誰かが女性が子供を産むときの苦しさと同じだと、教えてくれた。
この7キロを走っているとき、この苦しさから逃れようとさかんに止める理由を考える。
その理由がないので、仕方なく走り続ける。
立ち止まって歩き始めたら、もう二度と走り続けることができないからだ。
このような葛藤を繰り返して何とかゴールにたどり着く。
この繰り返しが、フルマラソンだった。
そこから学んだことは、必ず35キロからの辛い時間があること。
でも、ゴールしたあとに待っているのは、やり終えた満足感や我慢したあとの爽快感であった。
そのために、10年間フルマラソンにいそしんだことになる。
★
ブログに質問をくれた若い先生も、今35キロからの7キロを走っているのだ、と。
これからの人生では、何度かこのような事態は訪れる。
でも、走りきった経験は、多くの糧と、たくましさを身につける。
志さえ失わなければ、きっとこれからもちゃんと生きていけるのである。
がんばってほしいな。
●今回、高倉健さんの「あなたへ」と「鉄道員(ぽっぽや)」を見る。
やはり、健さんらしさを引き出しているのは、「鉄道員」だなと思う。
淡々と進む画面から、悲しみが浮き出てくる。
健さんの代表作ではないだろうか。
●27日から北海道の幌別小学校へ行く。
登別温泉のあるところ。
これもアドバイザーとしての仕事である。
この3年間で北海道の各地を訪ねた。
多分北海道に住んでいる人たちよりも、私の方が北海道中を回ったことであろう。
すっかり北海道にはまり込んでいる。
今回も多分雪の登別ではないか。
ちょっと期待して……。
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