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つれづれなるままに~健さんが亡くなった~

●8日、東京の神保町に出掛ける。
 本屋街のあの街である。
 

  13:00からマンダラートの今泉浩晃先生の講演。
 以前から一度今泉先生の話を聞きたいと願っていたので実現する。

 最近は、今泉先生は本を出されていないので、マンダラートについては知らない人が多い。
 このマンダラートは宗教ではない。
「考える」ツールとして開発された画期的な方法である。

 私は退職してから、このマンダラートに巡り会った。
 「考える」ことについてずいぶん助けられる。
 この方法で、「味噌汁・ご飯」授業はほとんど全て考えてきたのだと思う。

 それまでは、何かのテーマを考えるときには、いつもさまざまな本を読むという作業から入ったのだが、それをしなくなった。
 

  今泉先生は、もう自分の中には蓄えがいっぱいあるのだから、自分で考えるという作業をすることなのだと、強く主張されている。
 その考え方を指南されている。
  ★
 講演が終わって、懇親会に誘ってもらった。
 もう今泉先生は80歳になられる。
 デザイン関係の仕事をされている。
 

  長寿の秘訣は何ですかという問いに「歳を考えないようにしている」と。
 かくしゃくとされていて、まだまだ現役のばりばりである。
 
 

  私は、ぜひとも再びマンダラートを書物にしてほしいとお願いした。
 帰りは新宿まで一緒する。
 颯爽と帰って行かれた。
 

  私が生きていて80歳になったとき、あのように振る舞えるであろうか。
 そんな思いになった。

●11月16日(日)の天声人語から。

 ★ ★ ★
 山あり谷ありだっただろう人生の最終章を楽しく過ごす達人に多く出会った。
 彼らから得たのは「笑うが勝ち」という教訓だ。来し方、そして今を肯定しよう。そんな思いが自分史額に結びついているのだろう。▲詩人田村隆一の詩句がふと浮かぶ。
<人生痛苦多しといえども/夕べには茜雲あり/暁の星に光あり>。題を「生きる歓び」という。
 ★ ★ ★

●高倉健さんが亡くなった。
 今日は悲しい一日。

 学生時代、映画館で、健さんのやくざ映画を見た。
 あの頃は、オールナイトで、安酒を飲んではみんなで映画館に繰り出した。

 一番の前の席に座り、わいわいとにぎやかに映画を見た。

 映画の中で、健さんが、敵のヤクザを追いかけてきて、きょろきょろとする。
 私たちは「右!右!」と叫ぶ。
 健さんは、右の方へ走って追いかけていく。
 場内からどっと拍手や歓声が出る。

 今ではこの盛り上がりをとても想像ができないであろう。
 良き時代であった。

 健さんは、私たちにあの良き日の思い出を残して去って行った。
 

 

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