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つれづれなるままに~私の教師時代は仕事術に傾注してきたのだ~

  ●愛知県海部地区教職員組合の講演に呼ばれて出掛けていく。
 3時過ぎに新横浜から新幹線に乗り、名古屋へ。
 
そこから近鉄に乗り、近鉄蟹江まで。
 
 

   今年数えてみると、新幹線に32回もお世話になっていることになる。
  最近では、新幹線でどちらのドアから乗ると、目当ての座席にはやく座れるのかが分かってきた。
 
 

  ややこしいのは、東海道新幹線と、東北方面の新幹線では違うことである。
 今までしばしば混乱した。
 
 

   今日も帰りに間違って、ずいぶん歩いてしまった。
 どうでもいいことだが、こんなことにこだわってしまうのである。
 ★
 夕方の6:00から7:30までの90分の講演である。
 先生たちは、授業を終えて部活なども済ませて駆けつけてこられる。
 
ありがたいことである。
 
 

  今回は、動員をかけていないということ。希望参加である。
 それでも最後には150部用意した資料がなくなったということ。
 
 大盛況。多くの先生たちが参加された。
 うれしいことである。
 
 

  疲れているはずの先生たちの熱心さ。
 日本の教育は、こういう先生たちに支えられているのだと改めて思う。
  ★
 執行委員長のK先生から私の「1週間のシナリオ」が勤めておられる学校の初任者指導に使われていることを聞いた。
 
 

  これは、私が初任者用に1週間はこのように過ごすことなのだと1時間1時間をシナリオ(ほとんどが私の実践であるが、初任者用に作ったもの)にしたものである。
 
 ブログで呼びかけて、希望した方に添付で送付したものである。
 

  今では、『新卒教師時代を生き抜く初任者1ヶ月の成功シナリオ』(明治図書)に収めてある。
  
 

昨年も横浜市の初任者指導の先生にお会いしたとき、私の「1週間のシナリオ」がコピーされてかなり出回っていることを聞いた。

うれしいことである。
 

   私は、すべての著作物については、著作権を放棄しているので、すべて自由に使ってくださいと言っている。
 自分の主張していることが広がることはうれしいことである。
 どんどん広がってほしいと思っている。
 ★
 90分の講演を終えて、質問が出た。
 「野中先生の言われていることは、どのようにして考えられてきたのですか?」という内容である。
 
 

  こんな質問は初めてである。
 とりあえず答えた。

「私は、教師生活をしているときには、研究会や組織などに一度も所属しないで、一人でやってきました。唯一友人たちと学習会をするぐらいでした。
 自分は『ネーミングの野中』と言われているように、さまざまな実践にネーミングをつけてきました。ネーミングをつけることで混沌としている実践を整理して、シンプルにまとめることを心がけてきました。それでまとめてきたのです。」と。

 自宅に帰って女房にこの質問のことを話したら、
「そんな質問には、仕事術の話をすればよかったんじゃない!あなたは、本を出す前はほんとに暇そうだったから」と。

 そこで気がついた。
「そうなんだ。私は若い頃から仕事を簡単に済ませようと盛んに仕事術を工夫してきたのだ。この仕事術で、さまざまな仕事をはやく片付けることができたのだった」と。

 私の37年間の教師生活は、この仕事術を中心に回っていたのである。
 


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