倶知安小へ行ってきました!
1日、北海道の倶知安小を訪問する。
羽田から新千歳まで飛行機。JRで新千歳から小樽経由で倶知安まで。
朝7:00に出発して、倶知安に到着するのは、16:14だから長旅である。
でも、ほとんどの北海道の学校訪問は、長旅。
もはや慣れたものである。
新千歳空港から小樽までは行き、函館線に乗り換える。
一両編成の車両。
連ドラ「まっさん」で有名になっている余市を通って、長万部まで。
えりもとか倶知安とかおしゃまんべ(「長万部」)とかは、みんなアイヌ語からきているのだと教えられる。
電車は、重たさそうに色づいた木々の間を登っていく。
紅葉真っ盛り。良い眺めである。
倶知安に近づくと、目の前にでんと羊蹄山がそびえる。
雲をかぶっていて、残念。
だが、翌日すっきりとした羊蹄山を見ることができる。
倶知安小学校は、運動場の目の前にでんと羊蹄山。
「うわあ~~~」という光景。
「冥土のみやげにします」と先生たちにはお伝えする。
★
翌日、朝からずっと先生たちの授業を見せてもらい、2人の初任の先生の授業も1時間ずつ参観できる。
最近は場数を経ているので、3~5分でその先生の授業レベルが分かる。
もちろん、視点を絞って見る。
初任の先生の授業は2年生と5年生の算数。
1時間見せてもらえば、ずばり良いところと問題点が見えてくる。
算数の授業とは、基本的には「インプット」と「アウトプット」によって成り立っている。
「インプット」で新しい課題に出会わせ、「アウトプット」で練習して、定着を図っていくというのが通例のパタンになる。
ほとんどの先生たちは、「インプット」過剰の授業になる。
「アウトプット」での練習・定着が少なくなる。
宿題にするという場合も多くなる。
そこで定着がなかなかできない。
ポイントは、「インプット」から「アウトプット」への転換のところになる。
そこをうまくできるかどうか。
★
朝夕は、「寒い!」と震えるほどの寒さになる。
3日の朝、倶知安は雨が降っている。
羊蹄山も雲に隠れて見えない。
さようなら、倶知安。
静かな良い街である。
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