つれづれなるままに~全国学力テスト~
●26日は誕生日。
67歳になる。
人生50年という時代は、ついこの間だったのに、もはや80年の時代になった。
方々から誕生日おめでとうの連絡を受ける。
ありがとうございます。
歳を重ねて、人間の幅が広がると言われる。
そんなことはまったくない。
歳をとればゆったりとした生活ができる。
そんなことを願っていたが、そんな余裕はまったくない。
ただあわただしい生活を続けている。
●全国の学力テストの結果が発表された。
学力の底上げがなされている結果だと言う。
北海道のY新聞から、私の方にも電話取材があった。
結果がまだはっきりしていなかったので、思いついたことを答える。
さまざまな噂が聞こえてくる。
前年度の問題を事前にやらせている。しかも組織的に。
やってる、やってる。
これだけ数字が一人歩きし、学校ごとの発表をするなどが大きな問題になっているのだ。
当然、さまざまな事前行為がなされる。
でも、こんなことをやりだすと、さらにエスカレートする。
そのうちに、答えを教えたり、成績の悪い子供のテストは加えなかったり、……さまざまな作為的な行為が組織的に行われていく。
40数年前に、こんな醜い行為が行われて中止になったのに、またやりだしているわけである。
歴史は繰り返す。(おおげさだが…)
学力を上げていくのは、日頃の授業を向上させていくことだけである。
日常授業の改善をして、「日常授業」を豊かにしていく以外に方法はありえない。
学力テストを毎年することの弊害は大きい。
5年に一度で十分である。
●夏が終わる。
今年も暑い夏であった。
雨が降れば豪雨。
不思議な夏でもあった。
9月になれば、すぐに北海道の「えりも小」を訪問する。
あの「何もない春」のえりもである。
もうすっかり秋が始まっているのであろう。
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