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『「かくれたカリキュラム」発見・改善ガイド』(橫藤雅人・武藤久慶著 明治図書)

   うまく学級がいかない。
 こんな先生たちは、予想するよりも多くなっている。
 

 しかも学級が壊れる日にちが早くなっている。
 気になることだ。

「前にはうまくいっていたのに、なぜかうまく回らなくなってしまった」と呟いている先生がいる。
 しかも実力がある先生たちの間にも起こっている。
 こんな先生たちも、数多くなっている。
 
 ★
 学級崩壊がどこにでも起こっている。
 
 ここにまた違った角度から「学級崩壊」を考えようとする提起がなされた。
 

 この視点は画期的だ。

 『かくれたカリキュラム 発見・改善ガイド』(橫藤雅人・武藤久慶著 明治図書)
 
 縦糸・横糸の織物モデルをひっさげて、学級崩壊への方向を出したのは、この橫藤雅人先生であった。

 今度は、「かくれたカリキュラム」という視点から学級崩壊を捉えていこうという方向である。

 ★
 学級崩壊は、大きな流れとして3つの変遷があった。

 1つ目は、1990年代の後半から始まる「反抗型学級崩壊」。
 

 2つ目は、2000年冒頭から始まる「なれ合い型学級崩壊」。
 

 3つ目は、現在起こっている、いつ何時、誰に起こるかも分からない「新型学級崩壊」。

 もちろん、1つ目も、2つ目も、同時に現在でも起こっている。

 この学級崩壊に、どう対処するかは学校現場の最大の課題である。

 1つ目に対して、当時私は「学級づくり」優先の提起をした。
 「授業づくり」ばかりが取り上げられている時代である。
  「3・7・30の法則」は、その時の提起である。

 2つ目に対して、「縦糸・横糸張り」の必要を強く感じた。
 若い先生たちが中心になって、子供たちと「仲良し関係」「友達関係」を作り上げようとして学級を壊していく事例を多く見聞きしてきたからである。
 

 当時、橫藤先生の提起に共鳴をして、その考え方を「学級づくり3原則」として集約していった。 

  3つ目に対して、「味噌汁・ご飯」授業を提起している。
 もはや自分は大丈夫という状況はない。
 

 突きつけられているのは、「学校の終わり」現象なのである。
 学校の根幹である「授業」が揺さぶられている。
 

 ところが、先生たちの多くが「日常授業」を雑務化してとらえている。
 これではとてもこの現象を乗り越えられない。

 
 この3つ目の現象に、新しい視点がつけ加えられてきた。
「かくれたカリキュラム」という視点からの提起である。

 さらに、この視点からの追求の深化が必要になる。

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