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都会の学校は、深刻さを深めている!

  横浜の組合の教研集会に呼ばれて、講演をした。
 旭区の公会堂。大ホールである。
 
 

 4つの支部からの3割動員。
 400人ちかくの人が集まる。

 私は、この旭区に住んでいて、長年勤めていた。
 その関係で引き受ける。
 
 

 7月18日というのは、学校が終わりの日。
 先生たちが、とりあえずホッとする日である。
 
 

 こんな日に一体先生たちは集まるのかどうか、はたはだ疑問であった。
  それでも会場がぎっしりなるぐらいに集まられた。

 「役員の方から『来て良かった』と思える話をお願いしますと言われていますが、それは無理。ただ、今日初めて聞いたという話をいくつか話します」
 という感じで話し始めた。
 
 

 持ち時間は90分。
 こんな日に90分を越えたらブーイング。
 

 先生たちは、早く帰ってホッとしたいのである。
 80分で私の話を終わる。

 ★ 
 1年目に初任者指導を担当した先生2人も、わざわざ控え室に訪ねてこられた。
 順調に教師を続けておられるということ。
 うれしいことである。

 また、S小学校の陸上クラブで入部していたMさんも、控え室に訪ねてこられた。
 教師4年目。順調である。
 これもうれしいことである。

 また、最後の勤務校O小学校での同僚も多く参加されていて、久しぶりにお会いした。
 元気そうで何より。
 ★
 ただ、心配な話もいくつか耳にした。
 
 

 1つの中学校で、7月までに20人ばかりの先生(講師を含めて)が辞めているということ。(こんなことで学校が成立していくのかどうかと思ったが、確かなことは分からない)
 この中学校の生徒、私が散歩中に、その中学校のジャージ姿でタバコを吸いながら帰宅していく姿を何度も目にした。
 
 

 初任の先生がかなり辞めていること。(驚く人数が言われたが、確かな数字ではないのでここでは書けない)

 学校は完全にブラック企業化しているというのである。

 都会の学校は、おそらくこのように深刻な度合いを深めている。

 文科省が、教員の多忙対策を取り始めた。

 http://sp.mainichi.jp/select/news/20140717k0000m040150000c.html

 あまりにも遅すぎる。
 現場の深刻さをどれほどつかんでいるのかもおぼつかない。

 私は常に主張している。
 いますぐできることは、ただ一つ。
 

 学校の教員を増やすこと。とりあえず3,4人でいい。
 そして、教室の人数を減らすこと。

 行政が今すぐやらなければいけないことは、これ1つ。
 根本的な解決にはならないが、現場はとにかく凌げるのである。
 

 凌げるというのは、病気になっていく教師、辞めていく教師たちをとりあえずなくしていくことができると意味である。

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