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つれづれなるままに~弱くても勝てます~

     ●プロフェッショナル日本代表エースに密着本田圭佑500日の記録ガチンコ 

      総取材。
    

     2週続けて見る。
    見ながら溜息が出る。
    

     27歳というこの若者は、一体何者なのかという思いになる。
   普通のサッカー少年が、世界のトップにのし上がっていく500日の記録なのである。
  

    挫折の連続。
   それでも、再びのし上がっていく。
  

    諦めるという気持ちはさらさらない。
  メッシやロナウドという天才たちと張り合おうというのである。
 

    しかも本気。
 人への試練は、挑戦できる試練しか与えられないと言う。
 

   まさに本田圭佑は、それを本気で実現していく。
 日本サッカー界は、こういう若者を生み出している。

●6日、7日と北海道道教委主催の「初任者研修の抜本的改革に関する調査研究事業推進協議会」に参加する。
 

   初任者研修についての持論を90分間話す。
 各地で行われている初任者研修は、もはやほとんど機能しなくなっている。
 

   初任者の学級づくり、授業づくりにほとんど援助ができなくなっている。
 抜本的に改革をしなければいけない段階に来ていることは明らかである。
 

  そこで今回の協議会になる。
 文科省からの委託。
 

  道教委は、学校力向上の学校に、初任者の自校研修を実施している。
 多分全国で初めての実践になる。
 

  この自校研修で、初任者を教室から離していくことが極端に少なくなる。
 

  今、初任者が教師になっていく1年目の壁は3つある。
 1つは、子供たちとの関係づくりがうまくできないこと。
 2つ目は、学級づくりでできないこと。
 3つ目は、教室から離れての研修が多すぎること。
 

  3つ目の壁に、道教委は挑戦している。
  それにしても、初任者を教職大学院で2年間学ばせるという話は、一体どうなったのだろうとふと思いだす。

●11日から長崎へ行く。
 親しい知り合いの人と2人。
 

  長崎は大好きな街。
 ふっと行ってみたいところである。
 

  受験で長崎大学にもあがっていたので、そこへ行っていたらまた人生が変わっていたのだろうと想像してみる。
 いつものグラーバー園へ行き、そして夕食は茂木の料亭に行く。
 

  海のそばに立てられた部屋で、しばし海を見ながら刺身のうまさを堪能する。
 つかの間の息抜き。

●「弱くても勝てます」(高橋秀実著 新潮文庫)がドラマ化されている。
 土曜日の9時。主演は嵐の二宮和也。
 

  毎回楽しみに見ている。
 実際のルポを漫画化しているドラマである。
 

  東大合格者数日本一で有名な開成高校野球部が、東東京予選ベスト16に勝ち進む。
 グラウンドでの練習は週1回だけ。
 

  これは本当。
 そこからさまざまな奇抜な発想が生まれていく。
 

  監督の独創的なセオリー。
 

  グラウンドは練習ではなく「実験と研究」の場。
 

  エラーで相手の油断を誘う。
 

  10点取られる前提で、15点取る打順を組む。
 

   空振りOK、思い切りバットを振る。
 

   ピッチャーは甘い球を投げろ。
 

   ドサクサに紛れて勝つ!
 ………
 全てが奇抜だ。
 

  これを見ながら、私達の「味噌汁・ご飯」授業を思いだす。
 「味噌汁・ご飯」授業とどこか似ている。
 

  つまり、与えられた現実を踏まえて何ができるか。
 それを考えようというのである。
 

   今日も9時から見る。楽しみ。
 

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