教師の仕事は、子供たち一人一人と「物語」を作ること
静岡の西地区と東地区と2回に分けて、初任者研修会を行った。
静岡の掛川へ行き、また函南町へも行くというスケジュール。
西地区の初任者は160名ぐらい。東地区は200名ぐらい。
この初任者の先生たちへの90分の講座である。
★
今年は、これで初任者研修会に7回訪れたことになる。
教師のスタートでの講座。
緊張する時間である。
5月の半ば。
初任者も疲れがどっと出ている期間になる。
めまぐるしく動いていく分刻みの生活に慣れるまでは大変である。
風をひいていたり、声が出なくなっていたり、……。
クラス担任だったら、人生で初めての忙しさに見舞われているのであろう。
★
講座の最後に、教師の仕事とは…という話をする。
〇教師の仕事は、子供たち一人一人と「物語」を作ること。
どんな小さな「物語」でもかまわない。
〇その「物語」が、あるとき子供たちの未来を支えていくことがある。
〇私たち教師の仕事は、子供たちの未来に賭ける仕事である。
〇一人一人との「物語」を作るためには、しっかりと教師としての力量をつける
必要がある。
疲れ切っている初任者の心に届いただろうか。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「自己流」で身に付けた力量で対応できなくなっている!(2019.03.16)
- 『教師1年目の教科書』が重版になる!(2019.03.13)
- 再び横浜野口塾のお知らせです(2019.03.10)
- つれづれなるままに~飛行機ができてきた~(2019.03.09)
- 『教師1年目の教科書』(学陽書房)が発売される(2019.03.05)
コメント