« 教職員が元気になることが第一の課題である! | トップページ | 授業づくりの<コペルニクス的転回> »

教師たちが学校現場でしあわせに過ごせる環境づくり

   ここに稲盛和夫さんの「証言そのとき」がある。(朝日新聞2014 3/24)
 
 ★ ★ ★
 78歳の誕生日を迎えたばかりの2010年2月、経営破綻した日本航空(JAL)
の会長に就いた。二次破綻の可能性も指摘されていたところを2年8ヶ月で、再上場に導いた。「官僚以上に官僚的」と言われたJALを変えたのは、半世紀前の京セラの創業時に掲げた経営理念だった。
 ★ ★ ★

 こういう書き出しで始まる。
  航空業界の経験も知識もない稲盛は、最初JALの幹部たちにこう言う。

 「経営の目的は、全従業員の物心両面の幸せの一点に絞ります。株主のためとは一切ない。これまで、政府の役人、政治家の圧力を受けてきたかもしれませ
んが、圧力がかかれば、私が矢面に立ちます」  
 
 もちろん、幹部たちは「何を言っているんだろう」という感じ。
 会社更生法による再建のために、弁護士、会計士も来ていた。
 「更正法の適用を申請した会社の目的が従業員の幸せですか……」という受け止め方。

 それでも稲盛は、続けた。

 「従業員が幸せになれば、サービスも向上し、業績も上がる。結果、株主価値 

   も上がる、あらゆるところにはね返ってくる。余計なことを考えなくても、この
  一点に絞れば、社員も一緒に努力してくれる」

 そして、稲盛は各職場の壁に、中村天風の言葉を貼りだしていく。

 「新しい計画の成就は只不屈不撓の一心にあり。さらばひたむきに、只想え、
  気高く強く、一筋に」
 
 

  稲盛は、考え方を一生懸命説き続け、3年足らずの短い間に再上場という成果ににつながる。

  ★
 教育現場もほとんどかつてのJALと同じである。
 経営破綻しているところは多い。
 公教育というハコモノがあるために存続しているだけである。

 教育委員会は、本気になって考えなければいけない。(文科省と言いたいところだが、今のところまったく方向が違うために期待できない)
 学校現場の校長も、本気になって考えなければいけない。

 この稲盛和夫さんのJAL再生は大きなヒントではないか。

 まず、一人から始まる。
 

  学校は「子供のために」というかけ声は必要ない。

 教師たちが学校現場で幸せに過ごせる環境を作り上げること。
 この1点で改革を始めるべきである。

 教育現場を再生するためには、まずここから手をつけるべきである。

|
|

« 教職員が元気になることが第一の課題である! | トップページ | 授業づくりの<コペルニクス的転回> »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

最近賑やかな、高校での入学式に休暇取得云々の話題ともリンクする記事だと思います。
教職員の、人としての幸せなあり方から滲み出る、言葉や振る舞い、指導は、必ず子供に還ると思います。

投稿: しんどう | 2014年4月15日 (火) 17時47分

共感です
私は今の学校でとても不幸です
学校に行くのがとてもいやです
泣きたいです
子供も保護者もいいのですが
学校長の経営がいやです
つらいです
だれかたすけてほしい
でも 誰もいないのが現実です。泣くしかない。つぶれるしかない・・。ほんとうにつらいです。

投稿: きき | 2014年5月11日 (日) 12時04分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/59472928

この記事へのトラックバック一覧です: 教師たちが学校現場でしあわせに過ごせる環境づくり:

« 教職員が元気になることが第一の課題である! | トップページ | 授業づくりの<コペルニクス的転回> »