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人生は時間である~人間として大切な時間を忘れていないだろうか~

   前回のブログを受けて、京都橘大学の池田修先生がブログで次のように書かれている。
 以下全文引用したい。
 
 ★ ★ ★
教育、指導の営みは、教師にとっての「問題解決学習」なのだ。

 野中先生が、放課後の○付けをやめて、授業中にするようにすることを提唱されている。その通りだと思う。

http://nonobu.way-nifty.com/blog/2014/03/post-60b6.html

私は、書き込み回覧作文を提唱している。
http://melma.com/backnumber_44161_350151/
作文を書いたら、それを学級の中で書き込みをしながら回覧するのである。1分で読んで、コメントを書いて次の人に回す。これだけである。読者をクラスの仲間に固定することで、書く方も書きやすくなる。

作文を書かせるための生徒のための工夫である。
が、もう一つある。

この書き込み回覧作文は、教師が一緒にはいることで、授業内に生徒の作文を読み評価することが出来るのである。ここが実は非常に大きな意味を持っている。
作文は、総合的な国語の力を必要とするので、書かせるためにはいろいろな指導の工夫が必要になる。ところが、書かせるための工夫だけではなく、書かせた後の工夫も必要になる。作文指導で難儀なのは、子供達が書けるようにするために書かせることが必要だが、書かせた後に、教師が読む時間を確保する必要が出てくると言うことなのだ。

つまり、指導すればするほど教師は大変になる。文集までやろうとしたら、とんでもなく大変になる。だから、やらなくなっていく。作文を書かせなくなって行く。子供達は書くことが出来なくなって行く。という悪循環に陥って行く。

授業内に評価が終われば、この問題は解決する。
悪循環は断ち切れる。


「テストや、ドリルや書写ノートの丸付けは、放課後にする」という習慣(考え方)ができあがっているから、その習慣で行っているだけである。
 その「やり方」を変えていけばいい。

と野中先生は書かれている。
まさに、その通りだと思う。

問題を課題に変え、その課題を解決して行く。
教育、指導の営みは、教師にとっての「問題解決学習」なのだ。

  ★ ★ ★

 私の授業中の丸付けは、現役の頃はずっとやってきていることであった。
 
 

  そのために、放課後は教材研究に当てることができた。(教材研究は、教室で行うというのが鉄則である)
  学級通信も放課後教室で書いた。

 だから、帰宅は5時過ぎ。6時までいることはめったになかった。
 教務主任をしているときも、5時30分か6時頃には帰った。
 
 

  「自分の時間」を持ちたかったのである。
 
 

  毎日のように夜の9時、10時まで学校に居残りして、学校の仕事をしているというのはとても信じられない。
  何をやっているのであろうか。

 教師の仕事は、やろうと思えばいくらでも湧いて出る。
 それを際限なくやり続けてどうなるというのであろうか。

 「人生は、時間である」
 そんなに時間を無駄遣いして、どうなるのだろうと思ってしまう。

 ★
 確かに、教師という職業で誇りを持てるような仕事をしたい。
 そう思うのは当たり前である。
 

  しかし、それが全てではない。
 


 早く家に帰って、食事を作ったり、本を読んだり、音楽を聴いたりする。

 家族で話したり、あるいは自分一人の時間を持ったりする。

 毎日の生活の中で消えていく、これらのできごと。
 
 だが、この時間はかけがえのないものである。
 

  人間としてもっとも大切な時間だと思っている。

 3年目までの先生たちに、この時間を持てというのは過酷なことだが、早く仕事を覚えてこういう生活ができるようにしていくことである。
 
 

  そのためには、自分なりの「仕事術」を早く身につけていく必要がある。

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