また、新しい4月。
2年生を受け持っていた2年目の女性の先生のクラス。
10月頃から一気にクラスが崩れてしまった。
立ち歩いてウロウロしていた女の子がいたので、その子につきっきりで注意をしていたら、5、6人に増えていった。
私の講座での話を聞いて、
「『縦糸を張る』なんて何にも考えていませんでした。ただ、子供たちと一緒に遊ぶことだけをしていました!」
という感想。
よくあるパターン。
子供たちと仲良くなることだけが頭にあったのである。
4月の1ヶ月間の勝負。
その間にきちんとした「縦糸を張る」ことなんて夢にも考えたことがないのであろう。
そして、その1ヶ月間の勝負で、1年間を通してクラスを落ち着いた状態にすることをどこからも誰からも学んでいなかったであろう。
こんなこと、日本全国ごまんとあるにちがいない。
でも、補助してくれる先生がいて何とか1年間を切り抜けた。
良かったなあ。
★
また、新しい4月。
初任の先生たちが入ってきて、悪戦苦闘の日々になる。
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