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アメリカ訪問記②~「本務」に専念できる教師たちの元気さ~

 翌日、朝1:30に目覚める。時差ぼけの影響。それ以降、眠れなくなる。
 それでも橫になっておく。
 
 

 6:00に起床して朝食。
 アメリカは、朝食は簡単に済ませる習慣。
 1階に降りていくと、果物とパンと飲み物ぐらいしかない。
 それを部屋に持って帰って、部屋で食べる。
 
 

 9:40頃に三育の先生に迎えに来てもらう。
 学校はホテルから5分ぐらいのところにある。
 
 

 9:50分から朝礼。
 キリスト教の学校であるから、聖書が読まれていく。
 
 

 10:05から75分間、私の講座である。
 テーマは、「縦糸と横糸の考え方」。
 日本の教育事情を冒頭に付け加えるが、その様子にすごく驚かれている感じ。
 ★
 4:00から4年生の子供たちへの私の授業。
 谷川俊太郎さんの詩を授業する。

 子供たちは乗りまくる。
 授業しながら、楽しくてたまらない。

 日本の子供たちとの違い。
 現地校でのアメリカの子供たちからの影響であろうが、遠慮や引き下がるということがなく、どんどん自己表現をしてくる。
 

 アメリカ的である。
 授業は活性化する。

 ★
 その後、1年生のY先生の授業、4年生のS先生の授業、中3のM先生の授業を見せてもらう。
 

 Y先生は、5年前に訪れた時には、この学校の校長をされていた先生である。
 それが自分から希望されて1年生の担任になられている。
  楽しくてたまらないと言われた。

 3人の先生の授業を見た感想。

 1つ目、先生たちが生き生きされている。日本の先生たちの元気の無さが、この先生たちにはない。
 

 この学校の先生たちは、ほとんど授業の準備をすればいい。
 時間も日本の教師に比べればたっぷりとある。
 
 

 「本務」に専念すればいい教師たちが、これほど元気になれるのだと。
 日本の教師たちは、肝心のこの授業の準備が「雑務」に成り下がっているのである。
 

 この違いは歴然としている。

 2つ目、日本とはまったく違った子供たちが育っている。
 子供たちは、6割、7割はいずれ日本へ帰っていく。
 
 

 そのために、日本語の勉強をしていることになる。
 子供たちの学びの姿勢が、まったく違っている。

 中3の授業を見に行ったとき、担任の先生が国語の教科書を後ろの机に準備されていた。
 教科書を開くと、即座に一番後ろに座っていた男の生徒が、
 「先生、今日勉強しているところは、このページです」と、教えてくれた。
 
 

 私は、担任の先生が「野中先生が見えたら、どこを勉強しているか教えなさい」という指示があったのだと理解した。
 後で聞くと、そんな指示はまったくなかったということ。
 

 びっくり。
 
 こんなことが彼等は自然とできるのである。
  これはすごく印象的であった。
 
 

 
 

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