つれづれなるままに~船井幸雄さんが亡くなった~
●『「東京物語」と小津安二郎』~なぜ世界はベスト1に選んだのか~(平凡社 梶村啓二著)を読んだ。
世界の現役映画監督に歴代映画のトップテンをあげてもらうという企画がある。
その中で、一位になったのが、小津安二郎の「東京物語」であった。
山田洋次監督の映画「東京物語」は見ている。
これは小津監督に捧げるという形で作られたもので、ほとんど内容は同じである。
ただ、現代的にアレンジされている。
どうしても小津監督の「東京物語」を見たくて、DVDを探し回った。
探せばあるのである。
近くのスーパーで小津監督の作品が9つ収めてあるDVDを発見。
早速「東京物語」を見る。
1953年の作品。白黒で見にくいが、感動する。
現代の私達が抱えている本質的な問題を60年前に小津は、映画で提示している。
やはり世界の小津である。
●カリフォルニアへの出発がもうすぐ。
その準備に追われる。
1週間の滞在なので、着替えが大変である。
一番難題なのが、サンフランシスコ空港での入国の手続き。
英語で質問され、英語で答えなければいけない。
さっぱり英語ができないので、大変である。
夜中の零時5分の飛行機に乗る。
13時間ぐらいかかる。
問題は時差ぼけだ。
●24日に『新卒教師時代を生き抜く授業術』(明治図書 野中信行、井上雅一朗著)が 出版される。
初任者に向けての「授業」のあり方を1冊にしたもの。
これでこのシリーズ本は5冊目になる。
青、ピンク、緑、オレンジ、そして今回は黄色。
これが5冊揃ったらきれいである。(笑)
明治図書のメルマガに宣伝が載る。
著者インタビュー。
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/
●船井幸雄さんが亡くなった。81歳であった。
難病にかかっていて、ずっと厳しい闘病生活だったらしい。
それでも発信していくエネルギーは残っていた。
400冊ばかりの著作があるのだと思う。
私はいい読者(特に後半は…)ではなかったが、さまざまなことを学ばせてもらった。ありがとうございます。
ふと検索して、最後のブログを読む。
1月6日に直筆で書かれてものである。
多分、これが最後の遺作であろう。
http://www.funaiyukio.com/funa_ima/index.asp?dno=201401001
このような言葉を残しておられる。
★ ★ ★
現実に地に足をつけて考えてほしいのです。
いまの世の中は、スピリチュアルなこととか食とか遊びなど、どうでもいいことに浮かれている人に、かなり焦点が当っています。一度そのようなどうでもいいことは忘れ、現実人間にもどってほしいのです。そうしますと、「あっ」と、びっくりするほど、自分のしていたムダに気づくでしょう。間違いも分ると思います。
★ ★ ★
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