つれづれなるままに~鳥取へ行ってきました~
●27日、鳥取県の明治小学校へ行く。
児童数30数名の学校。5時間目が全クラス公開授業。
一番多いのが5年生10名。6年生は、2名(3名なのだが、1名欠席)。
興味深く見せてもらう。
ほんとうなら複式の学校になるのだろうが、ここはクラスに1名ずつ担任がついて授業をされている。
明日の28日は、5年生の10名のクラスで私が授業をすることになっている。
特に注目して参観させてもらう。
終わって、すぐに私の講演。
体育館へ行くと、ゴザに先生たちが座っておられる。ストーブが焚かれている。
「えっ~~~~~」という感じ。
これは初めての経験。
「初めての経験です。寝そべりながらお聞き下さい」と言いながら、始める。
こちらでは珍しいことではないそうである。
●懇親会で、鳥取の海産物を堪能する。
おいしくて、おいしくて。
マツバガニもいただく。
いま旬のカニ。
最高である。
●28日2時間目に5年生の授業。
いつもの国語の詩の授業をする。
黒板に書くスピードにもついてくる。
「ペアで話し合います。15秒です」というスピードにも慣れている。
「わけもきちんと書きます。1分です」にも全部の子供が対応できる。
すばらしい子供たちなのである。
日頃の担任の先生の、子供たちへの鍛え方がずばり出ている。
この子供たちの習字作品が素晴らしい。
なかなかこんな作品を見られるのも珍しい。
全員の子供がうまいのである。
実は、ここが担任が油断するところである。
私は、クラスで授業を見せてもらうことが多いが、必ず習字の作品の様子を見る。そこで子供たちの状況を判断する。
クラスが荒れてくると、習字の作品も荒れる。
担任の先生の「日常授業」の様子が、ここに表れる。
●4日、これから東京のO小学校へ行く。
学級経営の研究会に呼ばれていて、ある5年生のクラスで私が授業をしてから研究会になる。
そのクラスは、2年目の担任の先生で、クラスが荒れている状態らしい。
授業をすれば、状況はよくつかめる。
そこで、私の授業である。
昨日、座席表を送ってもらった。
全部の子供の名前を覚えてから授業をしようと思っている。
今朝起きてから、覚え始める。
あらゆるところから「クラスが荒れています」というニュースが伝わってくる。
時代の風が変わりはじめている。
これはよくない風である。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「自己流」で身に付けた力量で対応できなくなっている!(2019.03.16)
- 『教師1年目の教科書』が重版になる!(2019.03.13)
- 再び横浜野口塾のお知らせです(2019.03.10)
- つれづれなるままに~飛行機ができてきた~(2019.03.09)
- 『教師1年目の教科書』(学陽書房)が発売される(2019.03.05)
コメント