心身ともに健康でいることです!
Aquaさんから再びコメントが付いた。
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早速のお返事、アドバイス、ありがとうございますsign03初めてのことばかりで、毎日毎時間いっぱいいっぱいです。土日は、教材研究で仕事から離れている時間がほとんどありません。
野中先生がおっしゃった学級会なども行ってしまいました。
自分の力のなさを痛感しています。
私以外の専科の先生の授業は、普通にできています。だから、子供達は私に対して不満があるのです。
後、三ヶ月を凌ぐにしても、子供達に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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そのコメントについて、Iwaiさんからのコメントが次のように付いた。
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Aquaさん、おつらい状況の中、よくがんばっていらっしゃいますね。
偉いです。
しかし、こうなってしまった以上は、野中先生がおっしゃっているように、
毅然と淡々と凌ぐのが一番です。
「子供たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです。」
というお気持ち、よーくわかります。
でも、子どもたちの前では罪悪感や弱みを見せず、「頼れる先生」でいてください。
Aquaさんがそこにいてくださることで救われる子どもが、きっといるはずです。
(と、以前わたしの学級が崩れたときに野中先生がおっしゃってくださいました。)
大切なことは、Aquaさんが心身ともに健康でいることです。
土日も教材研究をしていなければ不安なお気持ちもよくわかりますが、
たまには仕事を離れて友達と会ったり、おいしいものを食べたりしてください。
どうしてもできないときは、せめて暖かくして睡眠をたっぷりとってくださいね。
応援しています。
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まったくiwaiさんの言われることに同感である。
iwaiさんも初めてクラスをもたれるとき、大変であった。
でも、その経験からこのようにコメントをされている。
Aquaさん、土日にも教材研究をされているということだが、私はそんなことではないと思っている。
クラスが大変になった先生たちは、ほとんどが「自分の努力不足だ!もっと教材研究をして教えなきゃ!」と身構えられる。
気持ちはすごく分かる。
でも、授業の問題ではないのである。
そこに問題があるのではない。
専科の授業が何とかなっている。「子供たちは自分に対して不満がある」と捉えておられる。
それは、授業がまずいからではなく、Aquaさんの子供たちとの関わり方の何かが問題だったのである。
たとえば、次のような問題がある。
・縦糸の張りすぎで、最初から小さいことまで徹底的に指導しすぎた。
・やんちゃたちと横糸を張ること(「心の通じ合い」)ができないままに、厳しく注 意し、叱りつけ続けた。
いまベテランの教師たちが、学級を壊していくのはほとんどがこれである。
いままでは、これで十分何とかなっていたのである。
ところが、いまはこれでうまくいかなくなったのである。
こうなったら、あわてて子供の声を聞こうとされて、学級会を開いたり、やんちゃを呼んで話を聞いたり、……する。
でも、だいたいがうまくいかない。
「関係づくり」でまずったのである。
これについては、橫藤雅人先生と私が出した「必ずクラスがまとまる教師の成功術」(学陽書房)を参考にしてほしい。
「縦糸と横糸」の張り方を書いている。
しかし、問題は目の前の子供たちである。どこで、どのような問題があったのか、冷静になってまとめてほしい。
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iwai さんは次のように書かれている。
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大切なことは、Aquaさんが心身ともに健康でいることです。
土日も教材研究をしていなければ不安なお気持ちもよくわかりますが、
たまには仕事を離れて友達と会ったり、おいしいものを食べたりしてください。
どうしてもできないときは、せめて暖かくして睡眠をたっぷりとってくださいね。
応援しています。
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私は、最も大切な指摘だと考える。
Aqua さんは十分今までも頑張ったし、今も頑張っている。
ただ、今回は「やり方」にまずっただけ。
誰だってそんなことはある。
あとは毅然として淡々と凌いでほしい。
応援しています。
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