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竹田先生の第2信のコメントを受けて

 竹田先生から第2信のコメントがつきました。
 竹田先生、こちらこそありがとうございます。
 

 鳥取へ行っていましたので、返事が遅れました。
 今回の指摘は、大変重要なことだとして受け止めております。
 

 最後のところでの参考文献の件については、ちょっと誤解がありますので、書いておきます。
 最後の参考文献は、渋谷先生のものです。
 

 私は参考文献をきちんとあげておりません。それは、前回に書いたとおりです。
 私のページの最後に次のようにあげるべきだったと反省しております。

1、「指導言の区別」について、「指導言」とは、大西忠治先生が指摘されたことである。 『大西忠治教育著作集10、11』(明治図書)を参考にしている。

2,「指示ー確認の原則」については、向山洋一先生の『授業の腕をあげる法則』(明治  図書)の授業の原則を参考にしている。第2条「一時一事の原則」第8条「確認の  原則」である。

3,「フォローの技術」については、中村健一先生の『学級担任に絶対必要なフォローの  技術』(黎明書房)を参考にしている。
 

 これからは十分に気をつけたいと思います。私の甘さでした。
 ただ、講座などでは必ず名前を挙げて紹介しています。

  向山洋一先生の『授業の腕をあげる法則』については、私は大変影響を受けた本で、
来春明治図書で開催される教育書フェアーの紹介コーナー(そういうコーナーを設けるそうです)では、私は、一番目にこの本を紹介いたしました。教育技術について考えていくきっかけを与えられた本です。
 

  今回、私と渋谷先生が書いていることは、初任者の先生が授業の技量を上げていくためには、どういう筋道が必要なのか、そしてどういう研究方法が効果的か、ということについて私なりの持論を書いたものです。

 私は法則化運動以来、向山先生から多くのことを学んできました。(もちろん、他の先生からも多くを学んできました。)
 だから、私の主張の中身が「TOSSの主張にそっくりだ」と言われるのは、私が学んだことが私のものになっているとしかいいようがありません。

 私は、その学んだものを若い先生たちに(特に、私は初任者の先生たちへ)、私なりの方法を使って伝えていくことをしてきました。今も北海道を中心にして各地の教育委員会などで行っています。

 今回の特集は、まさに初任者に授業の技量の向上を伝えようとして組まれたものでした。
 そういうものとして読んでもらうことを切に願っています。

 以下は竹田先生のコメントです。

 ★ ★ ★
野中先生、わざわざ取り上げていただいてありがとうございました。
内容以前の問題で、いくつか書きたいことがございます。

>2番は、確かに向山先生の著作からの参考です。
>1番は、大西忠治先生、
>3番は中村健一先生からの参考です。

と言われてしまえば、これは、そのように受け止めるしかありません。

ただ、私の「必須3原則についてほとんどTOSSです」の意見に対して、

> TOSSの主張がどのようなものか、私は分かりません。 私が参考にしたのは、3人の方からです。

とあります。
 「TOSS」は向山洋一氏を代表とする研究団体です。
 「TOSS」の代わりに、「向山洋一氏の主張」とすれば誤解がなかったでしょうか。

 授業検定については、

>授業検定D、E、F表と似ているという指摘ですが、これは私は読んだことがありません。
>向山先生の本はいっぱい読んでいますので、そのどこかで指摘されてあったことが頭にはいっていたのではないかと言われれば、そうかもしれないという思いはあります。
>たとえば、「テンポよく進めている」「指示が明確である」などは多分どこかの本で指摘されてあったことだと考えられます。
>だが、それを一々参考文献にすることは不可能です。

とあります。
 検定の項目を知らなくても、向山先生の本をいっぱい読んでおられたなら、当然似てきます。
 
◆そこで、TOSS授業力量ライセンスシステムを作り、3年かけて試行してきた。
 黒帯六条件より、はるかにすぐれたシステムであった。
 授業の技量を上げるのは、毎日毎日の一つ一つの授業の蓄積なのである。
 誰でも技量は上がる。しかし、それには目標を持ち正しい地道な努力が必要だ。
            (向山洋一『教室ツーウェイ』2003年11月号)
  http://toss-license.or.tv/

と書かれているように、向山先生のこれまでの主張のエッセンスが技量検定の項目だからです。

>参考にしていることは確かですが、私の中に「これはもう普遍的な教育技術だ!」という思いがあって、失念しています。

とあります。
私から見れば、「参考にしたぐらいで、そこまで似るものか」という思いがあります。
つまり、もはや「参考」の域を超えて、「引用」があったのではないか、ということです。
一々参考文献にすることは不可能でも、向山氏の著作1冊なら可能でしょう。

>最後の参考文献一覧の中に、きちんと上げて紹介すべきであったと思います。反省しています。

とありますが、意外でした。
最後の参考文献は、後半の渋谷先生のものであり、野中先生は参考文献の紹介がないのだと思っていたからです。
もし野中先生が「発問上達法」のみを参考文献に挙げていたのだとすれば、これは意図的に向山先生の名前を出さなかったとしか思えません。
野中先生自身、「向山先生の本はいっぱい読んでいますので」と書いておられるのですから。
繰り返しますが、一々参考文献にすることは不可能でも、向山氏の著作1冊なら可能でしょう。

>内容についても竹田先生に指摘いただければありがたいです。

とあります。遠慮なく指摘するなら次のように言います。

【二段目・三段目は、向山洋一氏の主張、そのものではないか。】
【野中先生と同じように、たくさんの先生方に、向山先生の本をいっぱい読んでほしい。
たくさんの初任者の先生方に、向山先生の本をいっぱい読んでほしい。
ぜひ、向山先生の本の紹介をしていただきたかった】

それ以上の感想はありません。申し訳ありません。
 ★ ★ ★

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