つれづれなるままに~やはり、縦糸を張ることがキーポイント~
●20日(日)は、知り合いが墨絵の展覧会で賞に入ったということで、見に行く。
神奈川県の県民ホール。
実力をあげて、なかなかの腕前の絵になっている。
芸事は、「守破離」の原則がある。
まず、守のまねごとから入る。
これからが長い道のりになる。
●21日(月)は、ロスからきたIさんと会う。
意気投合して、一杯飲む。
日本酒である。
最初は、佐賀の酒で「天山」。
ぬる燗で飲む。
次に、山口の酒で「獺祭」(だっさい)。
この日本酒は、三大銘酒の1つと私が名付けているものである。
I さんも、「おいしい、おいしい」と飲む。
「こんな酒があるなんて思わなかった!」という感想。
ちなみに、私が勝手に名付けている三大銘酒とは、山形の十四代、山口の獺祭、佐賀の鍋島 である。
佐賀の鍋島は、フランスで世界一の称号をもらってからなかなか手に入らなくなった。
●23日(水)は、知り合いの校長さんの学校へ行く。
4時間目に4年生の初任者の授業を見て、5時間目に私も授業をする。
4時間目に全部の子供の名前をメモして、給食中に全部覚えてしまった。
5時間目の授業では、一人一人名前を呼んで授業をする。
「どうして知ってるの?」
と聞くので、「おでこの所にかいてあるよ!」と答える。
★
どこでも2,3人の男の子に悩まされている。
このクラスでも、3人の男の子がなかなか集中できない。
集中しても15分ともたない。
私はなんとかこの子たちを組み入れていくのだが、初任の先生は大変だ。
先日訪れた学校でも、初任者の先生は4月、5月はやはり男の子たちに悩まされて、大変であった。
校長先生は「このまま行くと、学級崩壊になる」と覚悟したと言う。
そして、「最近は、ずっと持ち直しています。良くなりました」と。
私は、「何か手を打ったのですか?」と聞いた。
「いやいや、彼女が最近真剣に子供を叱ることができるようになりましたから」と答えられた。
やはり、「縦糸を張ること」がキーポイントになるのである。
●23日(水)に自宅へ帰ってきてから、明治図書へ「味噌汁・ご飯」授業の原稿を全て送付する。まとまったのである。
感慨ひとしお。
「味噌汁・ご飯」授業というネーミングを名付けたときには、まさか本にするなどという思いは考えつかなかったのだが、現実になりそうである。
何事も、まず「一人」から始まる。
●週末の大阪セミナーが台風で中止になったので、まとまった時間ができる。
部屋の片付け。庭の草取り、木の伐採。11月の講座の準備。家族旅行の申し込み。
………
たまっている予定を終えなくてはならない。
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