« つれづれなるままに | トップページ | つれづれなるままに »

なぜ児童尊重型の学級づくりがうまくいかなくなるのか(4)

   なぜ、「縦糸張り」(上下関係)が先で「横糸張り」(水平関係)が後になることで、学級はうまくいくようになるのか。
  ★
 繰り返しになるが、「2:6:2の法則」を思い出してほしい。
 学級を構成する子供たちの状況である。
 

  最初の「2」割が真面目派の子供たち。この子供たちが、クラスを動かしていく。
 

「6」割が中間派。この「6」割りがクラスの決め手を握っている。
 

最後の「2」割が、前向きになれないやんちゃな子供たち。この中の2,3人がちょうやんちゃな子供たち。
 

だいたいのクラスが、このように構成されている。
 ★
 最初の1ヶ月の「学級づくり」の課題は、「安心・安全な居心地のいい学級」になる。
 

  このために、担任はリーダーシップを発揮して、学級にルールや規律などを作っていく。
 

  私は、この1ヶ月のクラスづくりを「3・7・30の法則」で作り上げることを提起している。
 

  ほとんどが「縦糸張り」になる。
 

  なぜ、「縦糸張り」なのか。
 まず第1に、最初の「2」割りの子供たちが、クラスを動かしていく基盤を作るためである。彼等は、ルールや規律がなければ動けない。
 

  第2に、「6」割りの子供たちを担任の味方に引き入れるためである。
 だから、8割の子供たちが1ヶ月で担任の味方になってくれる手立てが、この「縦糸張り」になる。
 

  第3に、最後の「2」割りのやんちゃたちが勝手な動きをしないためである。
 「子供の思い」を尊重するということが大前提になれば、この子供たちが自由に、勝手に動いていく基盤を作って行くことになる。これが荒れにつながる。
 

1ヶ月で「縦糸張り」がうまくなされていけば、そのペースで全体の子供たちが動いていく。
 クラスのフレームワークがまず作られるからである。
 ★
 この「縦糸張り」が一段落したら、次に「横糸張り」を意識することになる。
  もちろん、「横糸張り」も「縦糸張り」と平行して進めているが、最初の1ヶ月は「縦糸張り」が先行していく。
 

  この「横糸張り」の課題は、子供たちとの心の通じ合いになる。
 最初は、教師と子供たちという関係で張られていくが、次には子供と子供の関係で張られるように手立てを打っていく。
 

  「縦糸張り」と「横糸張り」の比率は、3:7ぐらいがいい。
  ★
 こういう筋道を作っていく「学級づくり」を私は「学級づくり3原則」で提起している。
 「関係づくり」、「仕組みづくり」、「集団づくり」の3原則。
 

  「関係づくり」が大原則であり、「関係づくり」の一環として「仕組みづくり」も「集団づくり」もある。
 

|
|

« つれづれなるままに | トップページ | つれづれなるままに »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

今、クラスが荒れています。初めての高学年担任にバタバタしているうちに…。友達先生になってしまっています。これから立て直す方法はないか模索中!

投稿: Aqua | 2013年10月 3日 (木) 21時35分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/520860/58153775

この記事へのトラックバック一覧です: なぜ児童尊重型の学級づくりがうまくいかなくなるのか(4):

« つれづれなるままに | トップページ | つれづれなるままに »