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福山憲市先生の授業について(2)

   福山先生の「割合の授業」第2弾になる。

  ★ ★ ★
 第2弾
』割合の授業」報告第2弾です。大貝先生に感謝です。様子が少し見えるのではないでしょうか。
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割合の問題。式、筆算、答えをノートに書く。当然、子どもたちに時間差が生じる。
早い子は、とてつもなく早い。しかし、教室にはゆっくりな子もいる。
「できたら手を挙げる」
さっと手が挙がった。
「できた人は、ポイントを写しておきなさい」
イラストとともに、その問題のポイントが書かれたカードが黒板に貼られた。イラストとポイントを写す。その間に、ゆっくりな子は式と筆算と答えを書いている。しかし、である。それでも早い子はイラストととポイントをすぐに書き終わる。
「ポイントまで書けた人、言います」
ポイントを声に出して言わせた。空白禁止、常に全員が活動している。だから、教室には一切よどんだ空気がない。福山先生は、今回の授業で一切叱らない。協議会でも福山先生は言われた。
「叱ることは99%ない。」
算数専科という立場であるからである。授業では、多彩なほめ方があった。
・目と目を合わせる。
・声をかける。
・ほほめみかける。
・「ありがとう」と言う。
・肩や背中にポンと手を置く。
しかし、何より驚いたのは、――――――――――「グー」(じゃんけんのグーではなく、グットのグー)――――――――――をしたことである。かなり距離は離れていた一人の子に対して行ったのだ。ここは福山学級?と思ってしまった。ときどきしか授業に入らないクラスで、
45分の授業で、ここまでの信頼関係を築けていること。他の皆様にとっては、当たり前のことかもしれないが、私にとっては、とても衝撃的な場面だった。
   ★ ★ ★

 私の感想である。

 1,空白禁止のこと
 これは、向山洋一先生が「授業の腕をあげる法則」の中に書かれてあった10の法則のうちの1つである。
 あの10の法則の中心がこの「空白禁止」であったと、私は読んだ。
 

 福山先生も、これに取り組んでおられる。
 算数の授業では、これが一番の難点になる。
 

 はやくできる子供と遅い子供の違いがかなりあるからである。
 はやくできた子供に何をさせるかが大きな課題である
 

 それを福山先生はどのようにクリアーされているか、具体的にもう少し知りたいところである。

2,フォローは多彩
 このように記録の先生は書かれている。
 これも「福山ワールド」の1つであるが、普通の先生が真似できないところである。
 

 真似しようとしても、それだけ子供たちを見る「視力」がないのでとってつけたようなフォローになる。
 ただ、はっきりしているのは、授業は、この「フォロー」が大切であるということである。
 

 多くの先生たちは(私もだが)、このフォローができないし、今まで大切であると考えたこともなかったはずである。
 

 ただ、フォローには次のようなこともあるのだということは、今回の発見。

 ・目と目を合わせる
 ・ほほえみかける
 ・肩や背中にポンと手を置く

 

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コメント

どの子にも、学ぶ時間45分を、有意義に学ばせたい。みんな平等の時間。その時間を、大切に授業を構成したい。いつも思います。「日常授業の改善」の中でも「ひとり一人の時間を有効にする」というのは、大切な位置づけかなと思っている自分がいます。野中先生に取り合あげていただけるだけで、倖せです。もっともっと精進します。

投稿: 福山憲市 | 2013年7月12日 (金) 21時21分

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