別海町立別海中央小学校を訪問しました!
7日根室中標津空港へ降りたって、バス乗り場へ行くと、寒い、寒い。
あわてて準備してきたコートを出す。
おそらく3,4℃の気温ではないだろうか。
20℃ぐらいの羽田から飛んできたので、この気温差に驚く。
夜、別海中央小の校長先生と教頭先生と出会い、特別のそば屋さんでそばをいただく。
とにかくうまい。
私達のために特別に店を開いてもらったということ。
ありがたい。
★
8日朝7:40に別海中央小の教頭先生にホテルまで迎えに来てもらう。
寒さに震える。
ほんとうなら9日に訪れるところだが、午前中が空きの時間なので、特別に先生たちの授業や1年生を迎える会などの行事を見せてもらう。
子供たちの様子をつかんでおきたいという思い。
先生たちに朝挨拶をする。
「アドバイザーという仕事は、先生たちを元気にする仕事です。」と伝える。
1年生の迎える会での2年生以上の子供たちの様子に驚く。
ふざける子供たちがいない。
これはすごい子供たちなのだと、びっくりする。
特に、合唱のうまさは格別である。
★
午後、指導主事の先生に迎えに来てもらって、根室管内の初任者研修会に行く。
私の2時間の講座になる。
テーマは、「学級を軌道に乗せる『学級づくり』『授業づくり』」。
「授業づくり」の最後には、模擬授業をやろうという気でいたが、時間がなく、残念。
その夜、指導主事の先生たちと懇親会。
連れて行ってもらった店での魚介類のうまさは、格別。
思わず「こんなおいしいものを毎日食べているのですか?」と問う。
時不知(ときしらず)という鮭のうまさ。
地元の人でもなかなか食べられない一品を味わう。
★
9日朝7:30に別海中央小の教頭先生に迎えにきてもらう。
私が2,3時間目授業をする。
4時間目、5時間目は中央小の先生たちの公開授業。
そして、最後に私の「日常授業の改善を考える」という講座。
ハードな一日である。
2時間目の授業。5年2組での国語の詩の授業。
4月の1ヶ月で、このようなクラスを作り上げている先生にも感嘆したが、子供たちの素直さ、学びの素晴らしさに驚く。
この手応えは、何だろうか。
3時間目の授業。6年2組での道徳の授業。
笑い、笑い、笑い。
こんなクラスで教師ができるならば、もう1年担任をやってみたいという思いが自然に湧きあがる。
なんという子供たちであろう。
★
その夜、宿泊する別海町の温泉宿に先生たちに集まって懇親会が開かれる。
私も温泉に入って、丹前を着て懇親会に出る。
実に楽しい懇親会。
先生たちの元気さが伝わってくる。
これから別海中央小がどのように変身していくのか、楽しみになった。
★
10日、1ヶ月ぶりの見事な晴れ。
遠く雪をかぶった雄阿寒岳、雌阿寒岳が見える。
うっとりとなる光景。
この日、「別海北方展望塔おだいとう」や野付半島を訪れる。
ここから16キロで国後島。
もうすぐそこなのだ。
初めて北方領土を見る。
国後島の羅臼山、爺爺岳がくっきりと見える。
この光景、私の記憶にずっと残り続けるだろう。
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コメント
先日は、大変お世話になりました。
野中先生に御指導いただいた「味噌汁・御飯」授業を如何に充実させるか、学校のシステムをどのように作り、子どもに定着させるか、考えなければならないことはたくさんあります。
しかし、職員と一緒に目指していきます。先生に褒めていただいた本校の子どもたちをさらに成長させるためには、職員が成長しなければなりません。
2日間の強行スケジュールで、かなりのご負担を掛けてしまいました。
申し訳ありませんでした。ご自愛ください。
別海中央小学校 古森
投稿: 古森康晴 | 2013年5月13日 (月) 07時13分