つれづれなるままに
村上春樹の「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋)を読み終える。
この本は、北海道の中標津の小さな書店で購入した。
「あっ、ここにはあるのだ!」と思って買ってしまった。
横浜では、まだ売り切れていたときである。
1週間で100万部というから想定もできないほどの部数。
おもしろかった。
つくるとエリのフィンランドでの交流(こう言っていいか分からないが)は心揺さぶられる思いだった。
「ノルウェーの森」を思い出した。
阪神大震災が起こったあとに出した本が「神の子どもたちはみな踊る」だった。
今回は、東北大震災のあとの本である。
さて、さて、…。
それにしても、この本の装丁はいい。
白をこのようにうまく使っている装丁はなかなかないのではないか。
そう思いながら読んだ。
★
テレビで福山雅治の「ガリレオ」を見ているので、東野圭吾の「真夏の方程式」という本を読んだ。
村上の本を読んだ後だったので、ちょっとついていけない。
テレビの方が断然おもしろい。
福山のはまり役である。
★
第9回の「味噌汁・ご飯」授業研究会(非公開)を行う。
第7回まで「味噌汁・ご飯」授業・学級づくり研究会としていたのだが、学級づくりを引っ込めてしまった。
この研究会の解散まで今年含めてあと3年。
とても「学級づくり」までやりきれる時間がない。
そこで「味噌汁・ご飯」授業に残った時間を使うことになった。
来年の3月には、「味噌汁・ご飯」授業としての本も発刊予定である。
さてさてどうなることやら。
第2回の「味噌汁・ご飯」授業公開授業研究会は、予定通り6月29日に行う。
http://kokucheese.com/event/index/91891/
「日常授業」にどのように切り込んでいくのか、その提案である。
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