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第8回の「味噌汁・ご飯」授業研究会を行った!

   3月2日(土)「味噌汁・ご飯」授業研究会(非公開)を開く。
 4月からの「授業研究」の方向を確認する。
 

 模擬授業は私が行う。
 詩の授業。
 

 今、谷川俊太郎さんの詩(言葉遊び)をどのように授業化していくのかに取り組んでいる。
 今日は、「おならうた」。絵本館から飯野和好さん絵の本が出ている。
 それを使って行う。
 

 模擬授業を受けた先生方にも、まずまずの評判。
 ★
 6月29日(土)に横浜で第2回目の「味噌汁・ご飯」授業公開研究会を行う。
 (後日、案内を行います)
 その場で、私も模擬授業も行いたい。    
 

 この「おならうた」でいこうかと考える。
 ★
 「授業研究」の方向では、「必須の授業技術」とは何だろうかを全体で考える。
 授業技術にも1階、2階、3階の段階があると提案する。
 
 

 1階は、「必須の授業技術」。
 初任者がまず身につけなくてはならない技術。
 

 2階は、「余裕の授業技術」。
 1階部分を身につけたら、2階に上がってこの技術の習得に努める。
 

 2階の習得ができたら、3階の「高段の技術」になる。

 話し合いでは、1階の下に「基礎」部分があるのではないかと提案される。
 いわゆる「学習規律」などがこれにあたるであろう。
 なるほど、なるほど。  

  授業技術には、こうした段階があるのではないか。
 今までそういうことは示されてこなかったのではないかと、私は提案した。
 ★
 だから、30代、40代の中堅、ベテランの教師たちでも、指導言(発問、指示、説明)の区別さえもしないで授業をしている。

  1階部分の必須の授業技術を身につけないままにここまできてしまったのである。
 

 いわゆる「おしゃべり授業」をしているのである。

 また、1階部分の必須の授業技術を身につけないままに、いきなり3階の「高段の技術」を身につけようという「授業研究」をしている場合もある。
 当然うまくいかない。

 このような「授業研究」をしているところは、「研究授業」ではそれなりの授業の形を示すが、「日常授業」はまったくの「おしゃべり授業」をするという二枚舌の研究になる。

 総合の授業に、そのような授業が多かった。
  だから、その研究が終わったら、何にも残らない。
 無惨な研究に終わる。
 ★
 私たちの研究会は、かつて「味噌汁・ご飯」授業・学級づくり研究会として出発した。 ところが、これから3年間でとても授業づくりも学級づくりの2つはできないという理由で「味噌汁・ご飯」授業だけに絞ることにした。
 

 あと3年間で研究会は解散である。
 出発のところから解散を決めて出発した。

 私たちは、今の「授業研究」の焦点は「日常授業」をどれだけ豊かに充実できるかにかかっていると主張している。

 ここが教師たちを元気にさせていく1つの根幹だと考えているのである。

 

 

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

 野中先生が日頃から語られている「日常授業」をどれだけ豊かに充実できるかにかかっているということ、大事だと実感しています。
 本校でも少しずつ野中先生の話が浸透してきました。昨日も研究推進委員会では、今年度の課題と成果について話し合いを持ちました。その中で「日頃の授業をいかに大事にしていかなくてはならないと野中先生が話していましたよね。」と、三年目の先生が話をしていました。
「来年度、市の初任研担当で講師をされるよ」というと「えー。いいなぁ。」と語っていたのが印象的でした。
 

投稿: よしドン | 2013年3月 9日 (土) 05時07分

 さまざまな研修会に参加させていただいているおかげで、日常授業の重要性は、よくわかっているつもりです。
 しかし、若いまたは意欲ある先生方に伝授する時、あまりにも多岐に技術が渡りすぎ、どれから伝えたらいいのか、正直困っています。 
 いろいろな団体、実践家が「何々○箇条」を述べていますが、ありすぎて困まっています。
 それに沿って伝授しようにも、微細技術を伴ったり、特別支援の児童生徒に駆使する技術を使ったり、2つ以上(場合によっては3つ以上)の技術を駆使せざるを得ない場面が出たり、基礎基本の原則を敢えて外して元にも戻す例外を行ったり(叱りすぎた後の十分なフォローなど)・・・・、
 もちろん、経験で学んでいくことはありますが、若い人が増えている昨今、「若年経験者だから仕方ない」だけでは済まなくなってきています。
 かといって、某教育団体の研修会を進めたことで、あまりにもレベルの違い、金のかかりすぎなどを感じ、分かっているけどできない・・・と遠慮されるのは良くないなあ、と感じています。

 
 私も若い時に同様のことがありました。
 自分なりに整理したことで、ようなく落ち着いた学級・授業ができました。

 
 ぜひ、1~3段階を明示していただけるとうれしいです。
 自分自身の中で、技術の程度の難易度が分からなくなっています。経験を積んでいることが邪魔していると思えます。(技術を整理する余裕があればいいのですが)
 若い人に教える時も、難易度を分かっていて教えるのとそうでないのとでは、言い方のニュアンスが変わってくると思うからです。

 
 ところで、学級づくり研究会は断念されたと読み取れるのですが、これは先生の明治図書4部作(赤青緑朱の本。勝手に命名してすみません・・・)の実践を重ねればクリアと考えればいいのでしょうか?
 私に時間(余裕)があれば、それに沿って著名な実践をまとめてみようかなと思いますが、きっと無理だと思うので、お答えいただければ幸いです。

投稿: 初任者研修が3月に開かれる市に勤務している教師より | 2013年3月 9日 (土) 17時04分

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