徒然なるままに~新潟へ行きました~
24日(土)に新潟長岡へ行った。
フェイスブックで知り合った青柳三郎先生の個展を見に行くためである。
個展会場へ行くと、奥様も一緒におられて、一つ一つの絵について説明して頂いた。 ここ4,5年で描いてきた絵だと言われた。
印象的な絵が多く、とても感動した。
とくに、「ジベルニーの秋」は実際に印象派モネが描いた湖へ行かれて描き上げられた一点であり、とくに印象的であった。
長岡では最後の個展だと言われる。
もっともっと多くの絵を見てみたいものだとつくづく思った。
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25日(日)午前中バスに乗って延々と長岡から十日町へ向かう。
終点には、庭野三省先生が待っておられて、「絵本と木の実の美術館」へ連れて行ってもらった。
この時期には珍しいほどの、晴れ渡った日。
遠く苗場山や八海山、駒ヶ岳などが雪をかぶって輝いて見えた。
小学校の廃校後を利用して、絵本作家の田島征三さんなどが中心になって作られた美術館。
おもしろかった。
私は、NHKの放映ですでに知っていたが、実際にこうして体験できるとは思わなかった。
誰がこのような発想をしたのだろうか。
その発想の素晴らしさに感動する。
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25日(日)の午後、新潟十日町のときわ会の妻有研修総会での講演。
赤坂真二先生と私との二人。
赤坂先生のいつもながらのテンポ良い話と、私の暗い話を聞いていただく。
その後、すごい懇親会に参加する。
私は2回目の参加なので驚くことはないが、とにかくすごい懇親会である。
熱心な先生たちに、一日熱い思いになる。
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横浜に帰ったら、学陽書房から連絡がある。
「必ずクラスがまとまる教師の成功術」が5版になったという連絡。
今でもアマゾンで売れ続けている。
ありがたいことである。
最近では、縦糸、横糸という言葉だけで十分通じるようになっている。
また、「必ずクラスを立て直す教師の回復術」も2版になったという連絡。
これもうれしい連絡。
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12月1日には、読売新聞「教育ルネサンスフォーラム」教師力シンポジウム(新宿明治安田生命ホール)へ出演することになっているために、「教職生活の全体を通じた教員の資質能力の総合的な向上方策について」(平成24年8月28日中央教育審議会答申)を読む。
何とも読みにくい文章。
教員の免許制度を変えようという試み。
要するに、今の学校現場に教員が対応できなくなっている現状をどうにかしなくてはならないという試みである。
しかしまあ、分かりにくい答申である。
シンポジウムは、私だけが現場の教師だったもので、あとは全部大学の先生である。
こころあたりの人選も偏っている。
私は、今初任者がどこで躓き、どこでクラスを荒らしていくのか話し、今回の免許制度への考えを述べることになる。
だが、今回の選挙で自民党が政権を取ったならば、今回の答申も実現できるのかどうか分からなくなるのだと思う。
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