一日当たり22枚の文書とは一体何であろうか?
フェイスブックで、次のような記事を見つける。
★ ★ ★
この上半期にこの学校に送付された文書の数を校長先生が教えてくれた。
その数、なんと3000!
その文書の処理に忙殺されている先生たちがいる。
★ ★ ★
おそらく文科省関係、教育委員会関係が多いのであろう。
上半期だけである。
計算してみた。
4/2から10/12までを上半期とすると、全部で134日。(土日祭日を除く。夏休みは入れる)
合わせて134日。
3000÷134=22,3…
割ってみると、一日当たり約22枚。
おい、おい、一日当たり22枚の文書を処理しなければいけないのである。
ほとんど教頭(副校長)が処理しているのであろう。
とんでもないことになる。
こんなことをしていて、管理職としてのちゃんとした仕事ができるはずがないではないか。
★
高校の時の親友と、久しぶりに電話で話をする。
「おい、おい、どうしている!忙しいだろう?」と親友の声。
「そうなんだよ。最近体調を壊して大変だったよ!」と。
「教育の世界も大変だな。あんたもますます忙しくなるよ。休んでる暇がないよ」
友人は、教育の世界が完全にカオス化し、壊れていっていることを告げる。
「自民党の総裁になった〇〇が言っている教育改革や、大阪の〇〇が言っている教育改革を聞いていると、ますます教育を壊していく恐れがあるよ」と。
「まだまだ混沌とした状態が続くよ。それをどう立て直していくかはこれからだ」
と友人は電話口で付け加える。
まったく教育とは無縁の生活をしてきた友人でも、外からこのように見ているのである。
★
一日22枚の文書を送りつけてくるとは、一体何なんだろう?
教育の現場を壊している当事者の一部だと、つくづく思ってしまう。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「自己流」で身に付けた力量で対応できなくなっている!(2019.03.16)
- 『教師1年目の教科書』が重版になる!(2019.03.13)
- 再び横浜野口塾のお知らせです(2019.03.10)
- つれづれなるままに~飛行機ができてきた~(2019.03.09)
- 『教師1年目の教科書』(学陽書房)が発売される(2019.03.05)
コメント