体調は回復しています!
ブログの更新が滞っている。
心配された方から、体調が思わしくないのではないかと連絡が入っている。
体調の方は、回復に向かっている。
無理はできないが、何とか普通に戻っている。
大丈夫である。
この時期、来春出版する明治図書本の原稿書きに集中していて、そのためにブログの更新ができなかった。
もう三分の二は原稿ができあがる。
★
26日に、横浜市のA小学校を訪れる。
4月にも訪れている。
この学校の校長先生とは親しい友人である。
今回は、「味噌汁・ご飯」授業をして、それについての講座である。
最近は、授業をして、講座を設けるというパターンになっている。
★
5年生のクラス。
まっすぐの飛び込み。
子供たちに簡単な挨拶をして、「〇〇さん」と呼びかけると、子供たちはびっくり。
「どうして知っているの?」と。
「顔を見れば、名前が浮き出てくるんだよ」と言って、すぐに授業を始める。
終わってからの研究会で、このことが質問に出る。
「先生、どうして子供たちの名前を知っていたのですか?顔写真とかを見られたのですか?」と。
「いやいや、座席表が送られてきていましたので、今朝起きて全員を覚えました。
いつもは5時間目に担任の先生が授業している間に覚えてしまうのですが、
今日はまっすぐの授業でしたので、それはできないので憶えてきました。
このくらいの人数は1時間あれば覚えてしまいます。ちょっとした記憶術です」
と、その記憶術の内容を明らかにした。
人の名前をすぐに忘れてしまい、最近は困っているだが……。
ところが長年身につけた習慣で、集中すればすぐに覚えてしまえるのだ。
★
そのクラスで一番のやんちゃのM君。
事前に校長室で担任の先生から、M君のことを知る。
その子供の名前を2,3度呼んだ。
よく集中して授業に参加してくれた。
最後の授業の感想に書いてくれている。
「たのしくておもしろくて、べんきょうになりました」
★
「味噌汁・ご飯」授業である。
言われた。
「先生、やはり今日の授業は『ごちそう授業』じゃなかったですか」と。
そんなことはない。
70点の授業。
授業の途中で、グループの話し合いを5分入れたが、それはうまく進んでいない。
当然、いきなり進むはずはない。
あるグループは、それぞれが勝手なことを言っていてまとまらない。
「味噌汁・ご飯」授業は、アウトプットの一環としてこのグループの話し合いを入れていくようにしている。
それを示していくためにも、このグループ学習を入れる。
★
私たちは、「ごちそう授業」を否定はしていない。
むしろ、1年間に何度か「ごちそう」授業を作らなければいけないと推奨している。
そうしなれば、授業の原理・原則をほんとうに把握していく手応えをつかむことができないのである。
私たちが規定している「ごちそう」授業 は次のようなこと。
①多くの教材研究の時間が必要。
②膨大な指導案を作成。
③普段とは異なるさまざまな機材が導入される。
④普段とは異なる場作りが展開される。
こういうことが日常はできないから、「味噌汁・ご飯」授業なのである。
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