徒然なるままに~時代はこのように変わっている~
最近、新聞社やテレビからの取材が立て続けにきた。
いじめ関係の取材である。
N社からは電話取材1時間ぐらいになる。
Y新聞からは会っての取材。
Tテレビからは、深夜のバラエティ番組への出演の依頼。
もちろん、Tテレビはお断りをする。
いじめの取材での問いかけは、大変な問いかけである。
なぜいじめが起きてしまうのか?
背景に何があるのか?
子どもの中で何か変化が起きているのか?
このような問いかけがなされる。
すぐに簡単に答えられるものではない。
★
いつまでも残暑が厳しい。
どうしたことか。
近くの家では井戸が涸れてしまったと聞いた。
それほどに地面は乾いてしまっている。
それでも朝晩は秋の風が吹く。
早く秋が来てほしいと、願っている。
★
「日本のリアル」(養老孟司 PHP新書)を読む。
養老さんが4人の人と対談している本。
最初に登場してくる岩村暢子さんの「変わる家族 変わる食卓」(中公文庫)「現代家族の誕生」(勁草書房)などは、私たちに衝撃を与えた本。
家族の食卓を通して、どのように家族が変わっていこうとしているのかを明らかにしたものである。
岩村さんは言っている。
★ ★ ★
十数年調査してきて、やはり家族それぞれがますます「自分」を大切にし、個を優先するようになっていると感じています。食卓にもそれははっきり表れていて、家族が家にいても同時に食卓に着かず、たとえ一緒に食卓を囲んでも違う物を食べる「バラバラ食」、さらには一日三食も崩れて、みんな自分のペースで好きな時間に勝手に食べる「勝手食い」も増えています。「バラバラ食」や「勝手食い」の家では、親は子どもが何を食べたのかも知らなかったり、無関心になっている。
同じ家を10年くらい後に追跡調査すると、子どもはもっと自分ペースになっ
ているし、お母さんも「自由」を謳歌している。そして、お父さんは、「メタボ」
「生活習慣病」を指摘される年齢になっていますが、「食事の健康管理は自分でして」と言われている。医師が妻を呼んで夫の食事指導をするなんて、もう時代遅れのことになっていると最近感じます。
★ ★ ★
時代はこのように変わっている。
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