大腸カメラ体験記
前日に飲んだ2つの下剤の効果(?)で、一晩中トイレへ行く。
完全に睡眠不足。
そして、また午前中にムーベンという下剤2リットルを2時間かけて飲む。
何度もトイレへ行く。
もはや腸の中はすっからかんの状態。
体がふわふわする感じになる。
★
午後1時30分から血圧を測り、点滴を開始する。
1時間ぐらい待たされて、いよいよ大腸カメラ。
肛門から器具を挿入して、腸の中をすべて検査するのである。
鎮痛剤を投入して開始される。
同時に空気を挿入されるので、お腹が膨らみ、それで少し痛みが出る。
画像が出る。
きれいな感じ。
事前にポリープがあったら取ることを告げられている。
2日ぐらいの入院になる。
でも見当たらない。
15分ぐらいだろうか。終わる。
思ったよりもさっさと進む。
器具を挿入されているという感覚はない。
★
「炎症を探しましたがほとんど分からない程度です。大丈夫です。」
と告げられる。
でも、しばらくは休むようにと。
正式な診断名は後日内科医から伝えられる。
入院を覚悟していたので、ほっとする。
病名は、虚血性腸炎。腹痛、下血という症状であった。
結構多いらしいのだが、初めて聞いた病名。
私の場合は、一過性のものだったらしい。
★
終わってすぐにM市のS指導主事に電話をする。
10月1日にM市に行って、授業、講演の約束をしている。
入院となると、厳しくなる。
「大丈夫でした。行けます」と連絡。
★
帰ってから、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第21番ハ長調」を聴く。
無人島に一曲持っていくとするという問いかけには、絶対私ならこれを持っていくという一曲。
これは再び始まりの曲なのだ。
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