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大津いじめ自殺事件 ~その2~

   文科省が、このいじめ事件について必要ならば調査をすると大臣が答えていた。
 この事件についての報道の広がりに文科省も黙っておられなくなったのであろう。
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この事件は2011年10月に自宅マンションから飛び降り自殺した生徒が同級生からいじめをうけていたことが発覚した。教育委員会は全校生徒にアンケートを実施すると、回答した約320人のうち16人が「何回も自殺の練習をさせられていた」などと書いているのが分かっている。

   市の教育委員会は、いじめが自殺の原因になったかどうかは不明であり、「自殺の練習」が行われた事実はつかんでいない、と説明している。

   「自殺の練習」が行われたかどうかについて、12年7月6日付けの読売新聞は、教育委員会のコメントを掲載している。なぜ、いじめ行為をした生徒に「自殺の練習」をしたのかを確認しなかったのかとの質問に、

「いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要と考えた。『自殺の練習』を問いただせば、当事者の生徒や保護者に『いじめを疑っているのか』と不信感を抱かれるかもしれない、との判断もあった」

と答えている。
 この脳天気な返答にはあきれる。
 いじめが原因で生徒が自殺しているのは、状況的にはほぼまちがいない。
 だから、さまざまに自殺した生徒とかかわった生徒たちに話を聞くのは、委員会として当たり前ではないか。
 「いじめた側にも人権があり、教育的配慮が必要」とはよく言ったものである。
 それならば、自殺した生徒の人権・命はどのように考えられるのだろうか。
 話を聞くことがどうして人権に問題が出てくるのか。
 
 ★
 こういうところに私が拘るのは、今まで同じような「いじめ自殺事件」は何回も続いてきたのである。
 そのたびに問題はうやむやにされ、そしてほとぼりが醒めた時にこうしてまた同じ事件が起きる。
 これを繰り返しているのである。
 これでは自殺した生徒は浮かばれない。
 学校も、教育委員会も、ほとんど何も学んでいない。
 同じ問題を繰り返すだけだ。
 ほんとにあきれかえることである。

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