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クラスの荒れを回復する~その5 クラス回復作戦③~

   荒れていくクラスで、まず止めていくこと2つを書いた。
 今度は新しく始めていくことになる。
 ★
 新しく始めていくことの第1は、視点の転換になる。
 荒れに対する「原因追求」を止め、視点の転換をする。
 簡単なことではない。
 かなりの「覚悟」がいる。
 今までやんちゃたちに向けられていた視点を、今度は「きちんとしている子供」「きちんとしている場面」「きちんとしている行為」に振り向けていかなくてはならない。
 これはかなりの「覚悟」がいるのである。簡単なことではない。
 ★
 たとえば、授業の最初の場面を思い浮かべる。
 今までは、日直が「静かにして下さい」と連呼していたはずだ。
 担任も、最初と最後だけはきちんとさせなくてはならないと躍起になって注意していたはずだ。
 それを止める。
 日直には、1,2度で「始めなさい」と声をかける。
 注意をしたいやんちゃたちは見ないふりをして、そのままにしておく。
 今まではその子供たちだけに目を向けていたのだが、視点を転換してちゃんとしている子供へ目を向けてみよう。
 ちゃんといるはずである。
 その子たちへ、
「〇〇さん、こんなに早く準備ができているのだね。えらいね」
と声をかける。
 3,4人に声をかけていく。
 そして、授業を始めていく。
 最初はこれでいい。
 繰り返し続けていく。
 とにかく覚悟を決めて、続けていく。
 ★
 あるとき、全員がすばやく揃ったら、
「全員がすばやく揃ったね。うれしい。すばらしい!」と褒め称える。
 ★
 もう一度繰り返す。
 大切なのは、「きちんとしている子供」「きちんとしている場面」「きちんとしている行為」に目を向けていくこと。
 そして、それをちゃんと声に出して認め、褒めていく。
 そのような視点の転換が必要なのだ。
 学期の最初からこのようなことをしていたら、おそらくクラスが荒れるようなことはなかったはずである。
 このようなことを「フォローの技術」という。
 くわしくは、中村健一さんの『学級担任に絶対必要な「フォロー」の技術』(黎明書房)を読まれるといい。
 私は、教師として第一に身につけなくてはならない技術の1つだと思っている。
 ★
 1,2年生で荒れているクラスは、「個人目標達成法」に挑戦してみてほしい。
 『新卒教師時代を生き抜く学級づくり3原則』(明治図書)で2年生の初任の先生が挑戦した実践を紹介している。
 視点の転換をどのように具体的に実践していくかを書いている。  

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