また、また、飲み過ぎてしまった!~宮崎の講座を終えて~
18日、19日、20日の2泊3日で宮崎へ行った。
19日(土)の教師力アップセミナーの第1回講座になる。
事務局は日向教育サークルの先生たち。
宮崎を訪れるのは3度目になる。
1回目は、中学校の修学旅行、2回目は、大学のサークルの研究大会。そして今回になる。
宮崎は広いというイメージがあり、憧れのところでもあった。
そこへ呼ばれて行く。ありがたいことである。
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提案は3つ。
学級づくりが2つ。授業づくりが1つ。
真剣に聞いて頂いた。終わってからの満足感がとてもあった。
これほど場数を踏んで講座をもっていると、どの程度に受け止めてもらえているかが分かる。
今日は手応え十分。そんな感じ。
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今から10年前に初めて1冊目の本を出した。55歳の時。
「困難な現場を生き抜く教師の仕事術」(学事出版)。
この本で私なりの発信を始めたのである。
学級崩壊が深刻になることを予測して、それに向けて迎え撃つ提案をしたいという思いの本であった。
特に力を入れて提案したかったことは、現場で頑張っている多くの普通の先生たちへのエールとでも言った方がいいのだろうか。
教師の仕事を「ふつうのはたらき人」と同じように考えたいと提起している。
そして、教師が元気に教師生活をおくるための条件を主張している。
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それ以降私が提起してきた発信は、「ふつうのはたらき人」が現場で闘っていくための「学級づくり」であり、「授業づくり」であった。
「学級づくり3原則」や「味噌汁・ご飯」授業は、実践家の先生たちには何のことがない実践と受け止められたと思う。
でも、これから普通の先生たちが現場で「ふつうのはたらき人」と過ごしていくには今までの実践ではだめだ。きちんとした「武器」を持っていなければならない。そんな思いであった。
そんな提起を10年間してきた。
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すぐれた「学級づくり」や「学級経営」の提起は、世にはいくらもある。
すぐれた「授業づくり」の提起はそれこそごまんとある。
私の提起は、そんなものではない。
あくまでも現場で元気に闘っていくための「武器」とでも言った方がもっとも適切なものであった。
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長崎の諫早で小学校の先生をされているE先生夫妻がわざわざ宮崎まで来られた。
私のブログの愛読者。うれしいことだ。こうしたベテランの先生たちが現場でがんばっておられる。日本の教育は、こうした先生たちのがんばりで成り立っているのである。こうした先生たちに、私のエールが届いていることが何よりもうれしかった。
親しい友人のI先生も鹿児島から車で2時間以上をかけて駆けつけて来られた。
指導主事をされている。
メールでのやりとりは何度もあるのだが、会うのは初めて。
もう会うことはないのかなと思っていたのだが、こうして会えたこと。何とうれしいことであろうか。
もう一度ぜひとも会いたいと約束して別れる。
今回私のブログを読んでいる読者の方が遠くから何人も駆けつけてこられた。
すぐにメールで感想を送られた先生もいる。
何とも幸せなことだ。
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日向教育サールの先生たちと2日間、夜の懇親会をもった。
九州は、民間では北九州の菊池省三先生がやられている菊池道場と、鈴木健二先生(愛知教育大学)の日向教育サークルが有名だ。
鈴木先生は、月1回のサークルの研究会には愛知から帰ってこられると聞いた。
宮崎は焼酎。
また、また、飲み過ぎた。熱い先生たちに囲まれているとついつい飲み過ぎてしまう。
二次会はカラオケまで行ってしまった。
事務局の先生方、ありがとうございました。
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