学級に新しく準備する小物
前回のブログで紹介した三和先生が、新しく初任者になる先生に対して「指示棒」をプレゼントしたと書かれてあった。
これは最適なプレゼントだなと思った。
私は初任者指導で、多くのクラスを見て回ったが、指示棒を備えているクラスはほとんどなかった。
私が授業をしようとして、指示棒を探すとないのである。
黒板に書いたことなどを指し示す指示棒がないというのは、私にとっては考えられないものである。
これはどういうことだろうか。
★
もう一つ気になるのは、黒板と子供たちの間にまだ教卓がどんと据えられてあることである。
時には、この教卓に座って授業をしている教師もいた。
(私は、こんなことを37年間一度もしたことがなかった。)
黒板と子供の間に教卓があるということは、黒板に子供たちが自由に自分の意見を書いたり、そしてそれを説明したりするという事例がないということになる。
要するに、黒板は教師の専用物なのだ。
これでは指示棒は必要がない。
★
黒板は、子供たちが授業で自由に使えるようにしよう。
子供が自分の意見を黒板に書き、それをみんなに説明する。
そんなものとして黒板を使おう。
そのためには、黒板の前を広く空け、すぐに黒板へ行けるようにしておかなくてはならない。
そうすると、授業も変わってくるはずである。
★
新年度の準備を各先生方がしている。
必要な小物がある。
どんなものを準備されているのだろうか。
ストップウオッチ。ピピタイマー。磁石付きクリップ。指示棒。収納のカゴ(百均で売っている)丸い磁石。
こんなものは必需品だ。
そして、磁石のネームカード。
このネームカードは、まず2種類は作っておく。
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