徒然なるままに
25日、今日も平塚のM小学校へ行く。
3:00から90分間学級経営についての話。
熱心に聞いていただく。
平塚も、どんどん若い先生たちが入ってきて、世代交代が始まっている。
学級が大変な初任の先生もいて、「今日の野中先生の話はズキズキ来ました」と話された。
あと2ヶ月、とにかく凌ぐのだと激励する。
その凌ぎ方を3つ。
①クラスは何をやるにもスピードがなくなっているはずだから、どんどんスピード
アップを図る必要がある。
朝の会も、終わりの会も5,6分で終われるようにスピードアップ。
②そのために、無駄なことをどんどん止めること。
効果がないことをだらだらと続けていくことは止めること。
朝の会や終わりの会でのプログラムも見直し必要がある。
③そして、どうしても拘りたいこと2つ,3つ。そこだけは譲らない。
★
「スクールプランニングノート」(学事出版)が発売される。
開発委員を務めた私のところへも完成版が送付されてくる。
ぱらぱらとめくり、よくできていると確認。
教師用に作られた初めての手帳になる。
「発売後も、多くの人に使ってもらう→継続してモニタリングを行う→改訂・改良する…の繰り返しで3年、5年、10年かけて、よりよい商品に育てていければと思っています」という趣旨が書かれている。
★
「100分で名著」というNHK2チャンネルの番組を見始めてずいぶんになる。
はじめはアランの「幸福論」から始まり、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」になり、そして今回は「徒然草」が終わった。
徒然草を見ながら、高校時代に教わった授業が甦ってきた。
今回この番組を見終わって、人間の心はこの鎌倉時代からほとんど変わっていないということに改めて愕然とする。
この徒然草が書かれたのは、鎌倉時代の末期1330年頃と言われている。
もうそれから680年の年月が過ぎているのだ。
この間、日本人の心はほとんど何の変わりもないというのは不思議なことだ。
進歩とは何であろうか。
★
今日、ジョギングしながらふと八重桜の木を見る。
一週間前に比べれば、つぼみがずいぶん膨らんでいる。
こんなに寒い冬の間にも、桜は春の準備をしている。
それだけでもちょっと感動することではないか。
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