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そんな時代が来ているような予感がする!

 産経新聞1月21日(土)の「解答乱麻」というコーナーに、TOSS代表の向山洋一さんが「全国に広がる新型学級崩壊」の記事を書かれている。
  冒頭のところを引用してみよう。

  △ △ △
 全国各地の教室で、今まで見たことのない学級崩壊が続出している。
 これまでの学級崩壊は、新卒教師や未熟な教師の教室で生じていた。ところが最近は、評判の良かったベテラン教師、学校の中心になってきた教務主任などの教室でも起こる。教室の騒がしさが今までになく、離職する教師もいるほど。私には「学級騒乱」といった方がぴったりする。
 原因は不明だ。ただ、一つや二つの原因ではない。多重的だ。
 学校が壊れていくこの現象に、私は「新型学級崩壊」と名付けた。
   △ △ △

 私には向山さんが「新型」と名付けられることに違和感を覚えた。
 この現象は今に始まったことではないからである。
 10年前に「困難な現場を生き抜く教師の仕事術」(学事出版)を出したときには、このような現象が出てくることを提起している。
 もうその頃から始まっていたわけである。
 確かに顕著になってきたのは、ここ数年である。
 ベテランの教師たちのクラスが、ばたばたと学級崩壊になっている。
 ★
 しかし、もっと深刻なことは学級崩壊にはならないまでも、2月3月になるとよたよたしてクラスがおかしくなっている現象がごまんと出てきていることである。
 「前はうまくいっていたのに、どうにもクラスがうまくまわらなくなってきた!」と先生たちは呟いているのである。
 10月、11月頃にはすでに「早くこのクラスが終わってくれないかなあ」と待ち望む声が聞こえてくる。一番クラスが乗ってくる時に、この声である。
 このような裾野がどんどん広がっている。
 私は、ここに大きな危機感を持っている。
  向山さんが「新型」と名付けられていることに連動しているのだ。
「普通の落ち着いたクラス」というだけで御の字だと思わなくてはならない、そんな時代が来ているような予感がする。
  

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コメント

初任の先生だけでなく、ベテランの先生までもが陥りうる「新型」学級崩壊…。地方の学校でも、もうそこまで来ている、というような感じがします。それなりに地域の基盤がしっかりしていて、家庭の教育力や学校への信頼がある地域でも、子ども達が確実に変化していることは明らかです。

私は、野中先生の提唱されている「3・7・30の法則」や、「スピード・テンポ・リズムを意識した経営」、「群れを集団に高める手立て」等を学ばせていただきながら、実態に合わせて修正を加え、何とか落ち着いたクラスづくりができています。しかし、毎晩、子ども達が騒ぎ、立ち歩く夢を見ます。今、担任をしている子ども達がそういう潜在性を抱えている、というのではなく、自分の学級経営が現状維持のままでは確実に破綻する、という危機感をどこかで感じているからだと思います。

先生の「「普通の落ち着いたクラス」というだけで御の字だと思わなくてはならない、そんな時代が来ているような予感がする。」という一文に衝撃を感じました。
何とかしていかなくてはなりません。

投稿: 佐藤玄輝 | 2012年1月30日 (月) 19時22分

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