徒然なるままに
2月4日の広島での「教師力向上セミナー」が78名になったという連絡がある。
80人の定員である。
もう少しの余裕がある。
山根 大文 (やまね ともふみ)[tomo-2@blue.megaegg.ne.jp] まで。
中村健一先生とこうしてコラボで講座を開くのは、初めてになる。
学級づくりでは、ほとんど同じ土俵で主張をしている。
いつか一緒に講座をやりましょうと中村先生と言い合ってきたのだが、こうして実現できることはとてもうれしいことである。
私のテーマは、「学級崩壊を防ぐ学級づくり」と「これからの学級経営を考える」の2つになる。
今までのものを、この2つにきちんと集約したい。
★
初任者講座の内容を考える。
これから2月、3月の間に何回も初任者講座を設けなくてはならない。
そこで何を伝えるのか考える。
初任者が陥ることを書き上げてみる。
①子供たちと友達になろうとする。
②子供を叱れない、あるいはずっと叱っている。
③子供という存在を知らない。
④やんちゃな子供への指導が分からない。
⑤泣いている子供などへの指導が過剰になる。
⑥過剰に「丁寧指導」をする。
⑦なかなか子供をフォローできない。
⑧学級づくりの方法が分からない。
⑨しょっちゅう空白の時間を作る。
⑩時間のけじめがなかなかできない。
⑪メモ、手帳などの使い方
⑫ずっと「おしゃべり授業」をしている。
⑬国語や体育の授業に苦労する。
⑭教室や職員室の自分の机の整理整頓ができない。
これらのことを十分に把握して、対応できる講座にしなくてはならない。
★
知り合いから聞いた。
臨任の先生がクラスを受け持つことになる。
校長は、その先生に毎時間指導案を提出するように命ずる。
その先生はなかなか対応できない。
だから、知り合いの先生に手伝ってもらう。
それを見た校長は、こんなにうまく指導案が書けるはずはないと疑う。
そこで学校で指導案を作るように命じる。
その臨任の先生は鬱病になる。
あきれ果てた。
この校長は、将来のある先生を潰してしまっている。
今担任を持っている教師たちに、毎時間指導案を書いて提出せよと業務命令を出して耐えられる教師たちが果たして何人いるのかどうか?
そんなことをする意味があるのかどうか。
そんな途方もないことを命じる校長がいるのである。
自分さえも現役の頃はそんなことは1日だってやったことはないはずである。
それを正規になっていない、しかも担任を持っている先生に強いるなんて、まさに「悪魔の所業」である。権力をかさにこういうことができる存在とは何か?
私はそれを聞いて胸くそが悪く、一日不快な感じで過ごす。
「ふざけるな!」
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント