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あの日の夜

 あの日からもう9ヶ月が経つのである。
 この月日のはやさ。
 私たちはもう何かを忘れようとしている。
 ★
 詩人は祈る。

  祈り 2  ーあの日ー
                                  菊田郁
  あの日の夜
  雪が降った
  横なぐりの烈しい雪が吹き荒れ
  余震が続く中
  1本のろうそくをたよりに
  毛布をかぶり
  空き地に身を寄せ合った

  夜更けに雪が止むと
  青く澄み渡った夜空に
  いつもより多くの星が
  ささやくように
  光った

  その日
  たくさんの
  たくさんの命が
  空に昇った  

            「追悼詩集 沈黙の海」より(路上121号よりの引用)
    

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

野中先生 詩の紹介ありがとうございました。
私は7年前の中越地震を震源地で体験しました。
被害の範囲、犠牲者の数だけを見たら、東日本大震災の比ではありません。
ただ、当事者のダメージ(心的・物的)には変わりはありません。

7年たつとさすがに忘れかけていることも少なくありません。
しかし、あの日の空に出ていた月の美しさは一生忘れることはないと思います。
あの月明かりがあったから、家族4人手を引いて外出先から帰ることができました。
あの月明かりが美しかったから、何かわからないけれど希望を感じられました。

自分のいる所でできることを行っていきたいと思います。
職場の職員旅行では福島へ行ってきました。(校長先生のプランです)
PTA会長をしている子どもの小学校では、資源回収で得たお金を全額被災地へ送りました。
細く長く続けられたらと考えています。

投稿: 山田直美 | 2011年12月13日 (火) 05時13分

野中先生、詩の紹介をしてくださりありがとうございました。


泣きました。

投稿: JJ | 2011年12月13日 (火) 20時16分

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