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アウトプットが中心であること

   [インプット]と[アウトプット]にもう少しこだわりたい。
 マンダラートの今泉浩晃さんは、このことについて次のように書かれている。
  親しい知人が私のブログを見て、このことを知らせてくれた。

 △ △ △ 引用始め
学習という言葉の理解には どうしても[インプット]と[アウトプット]という言
葉が必要だということも 経験を通して知ったことだ。

学びとる 習熟する とは「何かを(脳や体に)インプットする」ことです。
そして なぜインプットするのかといえば そのインプットしたものを使って 何か
をアウトプットするためなのです。

このアウトプットしたい(ものがある)から そのために 知識や技術をインプット
したいのだ というカタチで学習したものは ほとんど忘れない。

このアウトプットしたい心が強ければ強いほど 学も習も 活性化する。
アウトプットしなければならないという ニーズが強ければ強いほど 学習もまた
強力になっていく。
どうしてもアメリカに住まなくてはならなければ 英語がしゃべれるようにもなるし
経理事務を どうしてもパソコンでやるとなれば エクセルも使えるようになる。

経験が教えてくれた「どのように学ぶか?」という問題の答えは まずアウトプット
したいものを持て! それについて昼も夜も想い続けろ! そのために必要と思われ
るものを片端から学び習得していけ! ということだった。

ここが分かってくると モノの学び方も見えてくる。
習熟のためには どんなシクミが必要かも分かってくる。

学んでから(つまりインプットしてから)アウトプットするのではなく アウトプッ
トすることがインプットの 最も効率的・効果的な方法なのだ ということです。

例えば 料理がうまくなるには まず 料理を作り続けることなのです。
出来るようになってから やる! のではなく やっているから 出来るようになる
というカタチが 正しい(?)学習のあり方なのだということです。

そうと分かったら まずは アウトプットしたいものを持つことです。
今年は 何をアウトプットするか? それが決まれば学習プランは自動的に立つ。

  △ △ △ 引用終わり
  ★
 この引用から学ぶことはさまざまにある。
 私は次のようなことを学ぶ。

 ①アウトプットが中心であること。
 ②アウトプットがインプットの最も効率的・効果的な方法。
 ③なぜインプットしなければいけないかを考えるよりも、まずアウトプットしな
    がら考えていくこと。
    だから、まず行動を起こすことが大切。
 ★
 このように考えてくると、岩下先生が言われた「インプットとアウトプットのバランス」も少し違ってくるのかもしれない。
 JJさんがまたコメントを書かれていて、この視点から学習を考え直していくことを提起されている。
 私もそう思う。
 さて、これをどのように具体化するか。
 それが問われる。  

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コメント

初めまして。いつも拝読して勉強しております。

さて、インプットとアウトプットに関して、以下のような話が内田樹さんのブログにありましたので、ご紹介させていただきます。
わたくし自身、とても参考になった内容ですので。

池谷裕二さんが中之島の朝日カルチャーセンターで講演をすることになったので、ご挨拶にお伺いする。
(中略)
忘れないうちにメモしておこうと思ったのは、スワヒリ語40単語を覚えるプログラムの話。
それをご紹介しよう。
スワヒリ語の単語40語を学習して、それから覚えたかどうかテストする。
という単純な実験である。
ただし、4グループにわけて、それぞれ違うやり方をする。
第一グループはテストをして、一つでも間違いがあれば、また40単語全部を学習し、40単語全部についてテストをする。
それを全問正解するまで続ける。
いちばん「まじめ」なグループである。
第二グループは、間違いがあれば、間違った単語だけ学習し、40単語全部についてテストをする。
第三グループは、間違いがあれば、40単語全部を学習し、間違った単語についてだけテストをする。
第四グループは、間違いがあれば、間違った単語だけ学習し、間違った単語についてだけテストをする。
これがいちばん「手抜き」なグループである。
全問正解に至るまでの時間はこの4グループに有意な差はなかった。
まじめにやっても、ずるこくやっても、どの勉強法をしても、結果は同じなのである。
ところが、それから数週間あいだを置いて、もう一度テストをしたら、劇的な差がついた。
「まじめ」グループの正解率は81%。「手抜き」グループの正解率は36%。
まあ、これは天網恢々粗にして漏らさずというやつである。
さて、問題は、第二グループと第三グループはどういうふうになったかである。
第二と第三はやったことがよく似ている。勉強に割いた時間も変わらない。にもかかわらず、大きな差がついた。
さて、どちらが正解率が高かったでしょう。
1分間考えてね。
第二グループの正解率は81%(「まじめ」グループと同率)。
第三グループの正解率は36%(「手抜き」グループと同率)。
これから何がわかるか。
「学習」は脳への入力である。
「テスト」は脳からの出力である。
つまり、脳の機能は「出力」を基準にして、そのパフォーマンスが変化するのである。
平たく言えば、「いくら詰め込んでも無意味」であり、「使ったもの勝ち」ということである。

長文失礼しました。

投稿: hdkz | 2011年12月21日 (水) 11時13分

こんにちは。
アウトプット中心という考え方。
ずいぶん前に、小西正雄先生(鳴門教育大学)が提案されていた、出力型授業観を思い出します。
今でも、わたしはこのあたりの考え方をさまよっているので。

投稿: あべたか | 2011年12月21日 (水) 17時47分

まったくその通りに受け止めます。
ですから、アウトプットを想定したインプットの授業構想をしなければなりません。
そうなると、だらだらとした説明?は論外。
アウトプットを想定して授業を考えていくと、
自然と、発問や説明がとぎすまされていくはず。

投稿: とりーち | 2011年12月21日 (水) 19時00分

正しい「泥縄式」ということではないかと思っています。

投稿: 池田修 | 2011年12月22日 (木) 07時37分

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