刺激的な授業対決だった!
9/3(土)は、庭野先生の車で新潟まで連れて行ってもらう。
ものすごい暑さ。もうすでに30℃を超えているのではないのだろうか。
9時過ぎには、研修会の場所へ到着する。
「学級づくりを学び合う会」の主催である。
堀先生と私が、1時間ずつ提案をし、その後授業対決がある。
新潟の先生方と北海道の先生方が3人ずつ、25分の授業提案をするということになっている。
★
会場に入ってしばらくすると、「えっ、I 先生!どうしたの?」という出会い。
びっくり。
愛知から深夜バスに乗って新潟へ到着されたということ。
もう何年も前からの親しい知り合いである。
「堀先生、赤坂先生、野中先生の共演ということで駆けつけてきました」と。
この行動力に敬服。
ありがたいことである。
★
堀先生の講座が始まる。
「教育のこれまでを踏まえてこれからを見据える」
戦後のこれまでの流れがまとめられている。
大学の先生が何人も束になってかかっても打ち負かしてしまう堀先生の論理的な強さは、この提案にはっきりと提示されている。
私にとっては学ぶことが多かった。
私の講座は、「学級づくりのこれからを考える」。
堀先生と比べて、まことに具体的な提案になる。
★
授業対決がすごかった。
実力がある3人ずつの先生たちの授業提案である。
その授業を斬るのは、私と北海道の南山先生、そして堀先生。
私は、日常授業へすぐに生かしていけるという視点から切り込みをかける。
この会の代表である大島先生(大島先生も授業提案をされている)は、かつて私のブログへのコメントで次のように指摘されていた。
「先生の提案されている『味噌汁・ご飯授業』に賛同しています。
忙しい忙しいと言いながら、先輩たちは何故年に1,2回の研究授業に多大な時間を費やしているのだろうと私もずっと思ってきました。そして、その研究授業の成果が日常の授業にほとんどかえっていない事も疑問に思ってきました」
全国の学校で進めているほとんどの研究授業システムは、役目を終えている。
ただ行事処理の役目しかしていない。
大島先生のコメントどおり。
研究授業は、ともに進めている先生たちの日常へ帰っていくものでなければ何の意味もなくなっている。
授業提案された内容が、参観している先生たちの明日の授業へ生かされていく、その視点を持たないのならば何の意味があろう。
★
その意味で、6人の先生の授業は提案性のあるすばらしい授業であった。
参加されている先生たちにとっても、とても刺激的な授業だったのだと思われる。
★
20人ばかりの先生たちが懇親会へ参加される。
ここで出された話も、実におもしろかった。
北海道の南山先生と再び話せたこともうれしかった。(ともに団塊の世代なのだ)
二次会から衝撃的に参加されたH先生の話もおもしろかった。
お会いしたいと思っていた先生である。
ホテルに帰り着いたのは、12時過ぎだっただろうか。
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