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子供が伸びている「事実」づくり

   初任のK先生と夜さまざまなことを話し合った。
 座席表をノートに書き出して、気になった子供たちについて話し合った。
 私の印象は、子供たちが自分に自信を持っていないことであった。
 それはどこからくるのか、どのようにしていけばいいのか。
 
親たちは、もしかしたら我が子のことより働くことに一生懸命で、一人一人の細かいことに手が届いていないのではないか。
 そんな印象であった。
 ★
 教師ができることは、そんな子供たち一人一人に「あなたはこんないいところがあるよ」「ここがとても伸びてきたね」「ここをもう少しがんばればすごく良くなるよ」…と認め、励ましていくことである。
 言葉だけではなく、褒めていく「事実」を作り上げることである。 その事実をもとに認めていくことである。
 これは、教師だけができることなのだ。
 教師論もいい。授業論もいい。学級経営論もいい。
 だけど、目の前の子供たちに、褒めていく「事実」を作り上げ、その事実をきちんと伝え、励ましていく。
 そんなことがもっとも教師として価値あることである。
 ★
 このような現場教師の試みが、忘れ去られようとしている。
 すばらしい授業を作り上げたい。
 すばらしい学級経営をしたい。
 授業の力量をあげたい。
 そのために、躍起になって努力する。
 それは、目の前の子供たち一人一人を伸ばしていくためにである。
 目的を忘れるべきではない。
 ★
 私は、4月、5月、6月という3ヶ月間に、子供たちが伸びている「事実」を作ろうと躍起になったことがある。
 7月の親子個人面談の時に、「○○○がとても伸びました。やればできます。これからこのようなことも挑戦してほしい」と子供や親に伝えるためにである。
 3ヶ月間で伸びていく「事実づくり」のために、発声練習・音読(発言する声の大きさ)、漢字(漢字の読み書き)、算数の計算(計算力をつける)に挑戦させた。
 大きな成果をあげたことがある。
 このように子供たちが「伸びること」の事実に着目して、実践を積み重ねていくことが、忙しさに紛れて忘れ去られようとしている。
 
 

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