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6/4 東京明日の教室が終わった!

 東京「明日の教室」に行った。
 主宰している佐瀬先生のお父さんが亡くなるということがあり、非常事態。
 何か手伝おうと思い、早めに荒川三中に行く。
 早く行って良かった。
 学校ではUSBが使えなくなっていて、パワーポイントが使えないピンチ。
 千葉大学の藤川先生のパソコンを急きょ貸してもらい、何とか乗り切る。良かった。
 会場は、60名の参加者。ぎっしりである。
 ★
 みなさんに最初話した。
「2月26日に初任者の会で初任者の心構えを話しました。それから今日6月4日までの間にご存じのように3月11日の大震災がありました。そのことでみなさんも、私も大きく変わったのだろうと思います。
 こういう大事件が起こると、今まで日常に隠れていたものが一気に表面に現れてきます。
 ここ2,3日に起こった劣化した政治家たちのドタバタ劇は、へたなヤクザ映画を見たような後味の悪さを残しました。
 東北の知事、市長、町長、村長たちがあんなに頑張っている姿があるのに、この政治家たちの姿は醜悪です。
 教師たちは、このような劣化した姿を晒してはならないと強く思います。
 先日、東北石巻の佐々木潤先生とハガキやメールでやりとりをしました。私は、佐々木先生に『今、先生たちには大きな課題が課せられたのではないか』と問いかけました。
 ご存じのように、日本の子供たちは、満たされてしまって、自分なりの目標を持つことを失ってしまっています。
 人への感謝、人への思いやりをなくして、ただただ自分の欲望を満足させるためだけにだらだらと毎日を過ごしています。
 しかし、今回の大震災はこの子供たちの状況を一変させました。
 東北の学校で給食が開始されて、パンと牛乳だけをもらって、おいしいと喜んでいる姿をテレビで見ました。あの目の輝き。
 あれは東南アジアやアフリカの学校で見せる子供たちの目の輝きと通じるものがありました。
 いずれ東北の子供たちには、亡くなった人たちの分まで生きなくてはならないという課題が突きつけられてきます。
 私は、そこに1つの希望があると思います。
 東北から日本を支えていく子供たちが育っていく可能性がある。
 (東北だけの問題ではないのですが…)
 教師たちは、そこへ道筋をつけてあげる、そんな教育の課題が出てきたのではないか…」
 ★
 講座の課題は2つ。
 学級の「荒れ」にどう対応するか。
 日常授業のレベルアップ~「味噌汁・ご飯」授業の実践~
 先生たちの手応えは十分。
 3時間30分の講座があっという間に終わった。
 
 

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