糸井先生とのやり取りの中で~まず行動ありき~
京都立命館小学校の糸井登先生のブログに次のようなことが書かれたあった。
http://susumu.exblog.jp/m2011-05-01/
糸井先生とは、京都「明日の教室」主宰者でもある。
今や「明日の教室」は、京都だけでなく、東京、大阪、宇治、そして福岡でも主宰されている。
これだけの広がりを持っている。
これは糸井先生や池田先生の志が広がっている証である。
私は、二人の思いに共鳴をして、頼まれれば進んで、また私の方から頼んで、登壇してきた。
多分、登壇回数は私が一番多いはずである。
私は、自分に言い聞かせていることがある。
「人を見るときには、その人の地位や職種では見ない。その人がどのような志を持っているかどうかで判断する」と。
志は、まず一人から行動に移される。
糸井先生の志は、これだけ各地に広がっている。
私は常に言い聞かせる。
「点は線にしなくてはならない」と。
★
先日、野中信行先生に「明日の教室」への御登壇のお願いのメールを出しました。
7月30日(土)に御登壇いただけることになりました。
これは、3月に実施した若手のための講座の続編です。
3月の講座が終了した席で、夏休みの講座をお願いしました。
理由は、夏休みに自分の学級を振り返ることがとても大切だからです。
ベテランでさえ、振り返ることもせず、リフレッシュなどという言葉を使い、忘れようとする。
そして、状況が更に悪化し、10月頃にダウン・・・という流れがとても多いのです。
そて、野中先生からいただいた折り返しのメールの中に、
「元気がない。糸井さんらしくない・・・・」
と励ましの言葉を添えていただいていた。
私は、もうかれこれ10年ほど、自分らしさということを模索し続けているような気がする。
ひょんなことから、「明日の教室」の主宰を務めることになったが、それほど素晴らしい教師としての技量があるわけではありません。
今の学校に赴任するまで、私の紹介についてくる言葉に、「学外との連携、コラボレーション」というものがありました。
今の学校でもやろうと思えばできるのでしょうが、一年目の昨年は、そういったものを封印しました。
自分一人の力というものを再確認する、まずは地道な実践を、と考えたためです。
そして、2年目です。
学校の中で、少し自分の考えをいうこともできるようになりました。
そんな中、大切なのは「目の前の子ども達」です。
まず、「方法ありき」ではなく、「子どもありき」でなければ、なりません。
そんなことを考えていると、なかなか行動に移せない自分になってしまっていました・・・。
まず、行動ありき、か・・・。
それが私の持ち味の一つだものな。
野中先生からいただいたメールを読みながら、そう思いました。
ありがとうございます。
月並みな言葉だけれど、頑張らなきゃ・・・ね。
★
私が糸井先生にメールした内容が少し書かれてある。
糸井先生は呟いている。
「まず、行動ありき、か・・・」と。
私は、「アウトプット」を中心に生きてきた。
自分の中で思い詰めたり、悩んだりするより、とにかく何かの行動をすることだと思い決めてきた。
それで自分の道を切りひらいてきた。
要するに、したたかに生きることなのだ。
糸井先生が言われるように「まず、行動ありき」なのだ。
そんなことを糸井先生のメールとのやりとりで考えた。
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