4月になった!
4月になった。
朝のNHK連ドラ「てっぱん」も明日2日で終わりだ。
寂しくなる。
大震災後、この「てっぱん」が始まって自分の「日常」が戻ってきたように感じた。
知り合いは、毎日BSを含めて5回見ると言っていて、よほど暇なんだと笑っていたが、私もしっかり朝と昼間見ていた。(笑)
おばあちゃんの初音さんが良かった。
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4月になった。
私たちの「日常」が遠慮しながら戻ってきている。
学校は、もう新学期が始まっているのであろう。
先日のブログで、「年金生活者になります」と書いたら、「まだ引退はできません」とコメントに書かれた。(笑 太郎生小学校の中林校長であろう)
確かにまだ引退はできない。
学級づくり(学級経営)の方向が少し見えてきたところで、まだまだ課題は多い。
「味噌汁・ご飯」授業の方向づけも多く残されている。
これからだ。
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4月になった。
思い立って、近くの水道道の桜見物にでかけた。
昨年は、この頃には満開であった。
ところが、今年はほとんど咲いていなかった。
まだ、一部咲きの状態である。
どうしたことであろう。
桜は、夏頃に翌春咲く花のもととなる花芽(かが)を形成し、いったん「休眠」に入る。
休眠した花芽は冬の低温にさらされると再び眠りからさめ、成長をはじめる。
これを「休眠打破」と呼び、1年のうちで最も寒い1月から2月ころに起こる。
1日の平均気温が3~9℃程度の日が2週間ほど続くと休眠から目覚めるといわれ、休眠打破の後、気温の上昇とともに成長し開花する。
低温の期間がないと花芽は目覚めないので、鹿児島や宮崎など、今年はかえって開花が遅れ、地域によっては昨年に比べ一週間ほど遅い開花のところもあるようだ。
厳しい冬の寒さがあってこそ、春の桜が美しく咲くらしい。
「休眠打破」とはよく言ったものである。
人間にも、厳しい冬の寒さが必要だ。
そうしなければ、りっぱな成長はのぞめない。
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4月になった。
朝日の天声人語は書いている。
「日々、気の持ちようと行いを少しずつ変えて、普通に近づいていく。あの愛おしい、平凡な日常に。被災した人も、免れた人も、目覚めるたびに別の一日が始まる。あすは少しだけ笑顔が増えると信じて、前を向こう。」
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